お手軽SEO&SMO対策やることリスト

お手軽SEO&SMO対策やることリスト

毎回色々調べるのも面倒なので、自分用備忘録としてリストアップ。

SEO対策やることリスト

まずは無料診断ツールを使ってざっと問題を洗い出します。
http://www.seotools.jp/(日本語)
解説は丁寧ですがあまり細かいところまでは見てくれません。

http://www.seositecheckup.com/(英語)
こちらはほぼ必要事項を網羅しています。
簡単な英語とウェブ知識があれば十分意味は分かります。

ただCSSやJSを圧縮済でも圧縮されて無いと表示されたり、Analytics設定をしているが認識してくれなかったりと、あまり確実ではないのであくまで参考程度。

以前は点数の付け方が甘く120点くらい出せましたが、現在は70~80点前後あれば問題ないと思います。

では実際にやることを見ていきましょう。

1.メタタグの設定。

ヘッドタグ内の上の方に書き込みます。

例:

<meta name="description" content="コンテンツの説明">
<meta name="auther" content="作者">
<meta name="keywords" content="キーワード, 複数の場合, こんな風に書いていきます ">

Descriptionだけ真面目に書いておけばOKな風潮

Keywordsは悪用されまくった経緯があるので今はドコの検索エンジンもあまり重要視していないみたいです。(Googleに関しては完全無視。)

Descriptionと見出しタグ(h1~h6)とKeywordsに大体同じような事が書いてあるのがいいみたいです。

コンサルや事前打ち合わせの段階で顧客とターゲットにするキーワードなどを絞り込んでおけば、より効果的なデザインができます。

2.見出しタグの設定

h1~h4くらいまでのタグを適切に設置しましょう。

やり方には色々議論の余地があるみたいですが、普通に見出しにつければいいと思います。

WP等でオリジナルテーマを作る場合はタイトルなどに付けておきましょう。

3.SITEMAP.XML FILE を設置する。

アクセス先のルートディレクトリにSITEMAP.XMLファイルを設置します。

※SITEMAP.XML FILE とは
クローラーに見せる為のサイトマップです。
これをアップすることによってクローラーが効率的にウェブサイト内を循環してくれるので、検索順位の向上が見込めます。

自分で作るのは大変なので自動生成ツールを使いましょう。

新しいリンクを作るたびに新しく作り直しましょう。
WPの場合は毎回自動生成してくれるプラグインがあるみたいです。
あとで出てくるGoogleウェブマスターツールにもアップロードする項目があるのでファイルはとっておきます。

4.Favicon画像の設定

Favicon画像とは、タブの横に小さく表示されてる画像です。

どれくらい重要なのかはわかりませんが、一度設定してしまえばOKなのでやっておきましょう。

16×16ピクセルのpngファイルの拡張子をicoに変更してルートディレクトリに設置すればOK。

場合によっては32×32、一つのicoファイルに二通りのサイズを入れ込んだりすることも出来ますが、あまり重要ではないので割愛。

5、リンク切れはないか

リンク切れ、特に何度もリダイレクトするような状態になっているとマイナス評価を受けるのでリンクが沢山ある場合はコマメにチェックしましょう。

6.JSファイル、CSSファイルの圧縮

人間に見やすく整理されたファイルは機械には読みづらく圧縮後のファイルより30~40%ほど大きいみたいです。
本当は1、2個に集約された状態が好ましいらしいですが、デザイン上中々そうも行かないのでアップロードする前に圧縮しましょう。
読み込んでいるファイルが3つ以上ある場合は体感速度のだいぶ向上します。
表示速度は検索結果表示にも直結します。
ある程度ウェブサイトの形が出来てきたら、何時クローラーが巡回しにくるか分からないので毎回圧縮してからアップロードするのが好ましいと思います。

ウェブサイト内部、ローカル環境で出来る設定は大体これくらいになります。

次はGoogleアカウントを使って検索エンジンに表示されるようにしましょう。

7.アナリティクスの設定

やり方は以前に紹介した記事があるのでそちらを参照。
これもSEOにどれくらい効果があるのかは知りませんが、アクセス解析が直感的にできて面白いのでやっておくといいでしょう。
ゴールの設定などもちゃんとやっておくとより細かい解析ができます。

8.ウェブサイトの登録

主な検索エンジン(Google,Bing等)に登録しましょう。
殆どがURLを入力するだけで完了します。
ここにまとめて書いてあるので参考にするといいと思います。
待っているだけでは星の数ほどある検索エンジンに見つけてもらえません。
コレをするだけで自分から見つけてもらいに行くことができます。
中国系のBaiduなんかにも登録するだけしておくのも良いかも。

9.ウェブマスターツールでごにょごにょ

GoogleウェブマスターツールとはGoogleが提供しているSEO対策サービスです。
Googleの検索順位を上げたければGoogleさんを徹底的に使いましょう。
ごく一般的なSEO対策に加え、コレをやっておけばGoogleに関しては劇的に検索順位の向上が見込めるでしょう。
Analyticsのアカウントに関連付けておくと管理が楽になります。
(アナリティクス設定→プロパティ設定→ウェブマスター ツールの設定→編集)

10.正規化(Canonicalize)設定

検索時に表示されるURLを統一。
SEOとか気にしないならJavaScriptやPHPでリダイレクトしてもいいんですがそれだと検索クローラーにスパム扱いされる危険性有。
ホスティングサービスによってやり方が違うが大体は.htaccessで設定します。

11.モバイル対応

適切なデバイスに適切な表示方法を取ることで検索順位向上が見込めます。
しかし、ここで気をつけなければならないのがモバイル端末がJavaScript等を実行しないことを利用して閲覧者を選別する行為です。
ユーザビリティの観点からすれば、全く別のファイルを読み込ませることが可能なのでデザインもしやすくモバイル対応もしやすいですが、
一般ユーザーとクローラーに別のWEBサイト内容を表示させるクローキングという行為とみなされる場合があります。
そうなるとペナルティを課せられいわゆるGoogle八分状態になってしまう可能性があります。
一度なってしまうと、その状態に気づかない限り改善できない上に、改善するのにも手間がかかります。
場合によっては二度とGoogle検索エンジンにカムバックできなくなる場合もあるので気をつけましょう。
現状の対策としては画面サイズに応じてCSSを使って選別or大きなボタンにリキッドレイアウトのレスポンシブデザインにするのが好ましいようです。

12.ソーシャルメディア対応(SMO対策)

記事ごとにFacebookのいいね!ボタンやリツイートボタンを追加したり、各種SNS等へ直接リンクを追加します。
複数のソーシャルメディアに登録しておくのが好ましく、より多くのソーシャルメディアに登録しておけば、より多く人の目に触れる機会があります。
ただし、いくつものSNSを管理するのは大変なので、FBやTwitter等の大手SNSをハブとして一元化すると管理が楽になります。
後は、Analytics上でソーシャルサイトを登録も忘れずに。(アナリティクス設定→ソーシャル設定)
Word Pressを使用している場合は投稿記事をSNSのタイムラインに表示出来るようにしておくのもいいでしょう。
各SNSの詳しい設定方法などは、長くなるので後日掲載します。

13.出来ればやっておきたいこと。

主に見て欲しい対象の国においてあるサーバーを利用すると、表示速度の観点から見ても良いみたいです。
究極を言えば月数万支払って占有型のホスティングと契約するかや自宅にサーバーを立てるのが一番みたいですが、
そこまでする人は稀だし、個人や自営業、WEB業界以外の中小企業はウェブサイトにそんなにお金をかけらません。
お金が有り余っていたり、サーバー管理にも興味がある人はやってみるといいでしょう。

なぜSEO対策は高額なのか?

業者に対策をお願いすると数十万~数百万単位のお金がかかることがあります。

GMO Tech等、多くの有名どころなら信用しても問題ありませんが、悪徳業者はこの程度の事とスパムまがいなリンクの貼り付けをするだけで高額な請求をしてくることもあります。

大金を支払う価値のあるSEO対策というのは詳細なデータの分析や蓄積されたデータの上に成り立っていますので、高額なのは当然といえば当然なのです。

そこまで詳しくやりたい人はデータの解析やウェブマーケティング手法に加えて最新の動向を学ぶ必要があります。

とてもデザイナーやディベロッパーが片手間でできるような事ではありません。

本格的なSEO対策をするならそれなりの業者にそれなりのお金を支払うべきだし、WEBに関わる人間が皆本格的なSEO対策が出来るかといえばNOです。(もちろん自分も出来ません、というか勉強中。)

上記リストに挙げたものはウェブサイト制作に関わるのであれば最低限やっておくべきレベルの事であって本格的なSEOとは一線を画します。

けれどもIT系以外の零細企業や個人のWEBサイト等では見た目だけ流行のレスポンシブデザイン等を取り入れていて、この基本さえも一切無視されていることも珍しくありません。

まとめ

何より一番重要なのはユーザーに優良なコンテンツを提供し続けることです。

検索頻度やコンテンツが豊富であればおのずと検索順位も向上します。

検索順位に伸び悩んでいる場合は小手先だけのSEOではなく、本質を見直す必要があると思います。

むしろ小手先だけのSEOに対しては検索エンジン開発大手も常に新しい技術を使って対策をとっているのでいつその方法が使えなくなるかもわかりません。

Keywordsが無視されるようになった経緯や最近のGoogleの検索アルゴリズムの変更はまさにそこに尽きます。

悪徳なブラックハットなどの手法で荒稼ぎしているSEO業者も必死で新しい方法を考えては顧客に提供していますが、おそらくイタチごっこでしょう。

これからWEB業界に求められていくのはクライアントと一緒にコンテンツを生み出せる人間か、とことん技術に拘った技術屋の二極化で中途半端な自称クリエイターは淘汰されていくと思います。

WEBに関わらずどんな業界でも求められるのは突き詰めれば技術かクリエイティビティなんですよね。

※この記事は前ブログの記事を書き写したものに加筆&修正したものです。

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