サブスクリプション型クラウドファンディングPatreonの始め方。


Patreonとは

日本語では金持ちの道楽のようなイメージが強いですが、本来支援者を意味する単語のPatron(パトロン)が語源のクリエイター向けサブスクリプション型クラウドファンディングです。
日本でもKickstarterCAMPFIRE等、単発のプロジェクト型のクラウドファンディングやジャンル特化型のクラウドファンディングは増えてきました。
その手のクラウドファンディングが若干飽和状態にある中、先日CAMPFIREが定額課金型のクラウドファンディングを発表しました。そのビジネスモデルの先駆けがPatreonです。

patreon_logo

THE BRIDGE – CAMPFIREが定額課金の「ファンクラブ」を開始へ、クラウドファンディングを超える事業モデルとは

サブスクリプション型のメリット

サブスクリプション型のメリットは何といっても自分のペースで進められる事だと思います。
単発プロジェクト型のクラウドファンディングでは時間的な制限(終了期限)があるので出来るだけ完璧な状態でローンチする必要がありますが、Patreonは肝となる支援への見返りだけある程度決めたら、とりあえずローンチしてから色々と修正しながら運営できるので短期決戦の単発プロジェクトより気持ち的にかなり楽です。
YouTuberやクリエイターとの相性が良いのでフィーチャーされているプロジェクトもそのようなジャンルの方々が多いです。

デメリットは?

デメリットを挙げるなら初期投資ががっつり必要な商品開発等のプロジェクトとはあまり親和性がないので、そういう点では従来のクラウドファンディングとは棲み分けができていると思います。(サービスそのものもクリエイター向けと謳っています。)
支援に対する見返りも月々だったり設定したゴールにリーチする度に用意する必要がある点も従来のクラウドファンディングとは異なります。総合的な手間という面ではPatreonの方がやること自体は多いと思います。
CAMPFIREが「ファンクラブ」と銘打ったのは上手いと思いました。

ターゲット

まずプロジェクトの肝となるのは他のクラウドファンディングと同様何を作るかです。
自分たちはトロントやオンタリオ州にいる芸術家(アーティスト)のショートビデオを毎週YouTubeでアップロードする“30sec film artists”というプロジェクトをかれこれ1年以上続けてきました。
おかげ様でチャンネル登録者等も増えてきて殆どの撮影したアーティストの方々にはビデオを気に入って貰ってますが、ユーザーの殆どが10代で笑える動画やゲーム動画がメガコンテンツのYouTubeでは自分たちがメインとしているターゲット(20代後半以上のアート好きな女性)とのミスマッチもあって思った以上にオーディエンスの獲得に苦戦しています。
PatreonでもYouTube同様コメディやゲーム動画は依然強いですが、クリエイターやアーティストも多いので他のクラウドファンディングに比べても自分たちのコンテンツとは親和性が高いように思います。

Patreonで稼いでる人のランキングTOP50(Top Patreon Creators 英語)

ちなみにCAMPFIREとは違いアダルトコンテンツにも積極的なので某同人3Dエロゲが海外でのローカライズを目指してPatreonを利用するそうです。

MoguraVR – 話題のアダルトVR体験ソフト「なないちゃんとあそぼ!」海外展開へ

始め方

Patreonが日本語でのサービスを始めるかどうかは分かりませんが、せっかくプロジェクトをローンチしたので始め方をシェアしたいと思います。
まずトップページへ飛ぶと「Sign Up」「Become a Creator」とあるので支援者になりたい場合は前者、支援される側のクリエイターになるには後者を選択。※1つのアカウントでどちらにもなれます。

Patreonトップページ

メールアドレスとパスワードを入力すると初期設定が始まります。

コンテンツの種類や名前、主語になるクリエイターは複数か単数か等色々聞かれます。

Patreonアカウント作成画像1

支援は月額で受けるか、コンテンツ投稿毎に受けるかを選びます。(後から変更可能)

Patreonアカウント作成画像2

アダルトコンテンツかどうか。(こちらも後から変更可能)

Patreonアカウント作成画像3

初期設定が終わるとEdit画面に飛ばされます。

Edit画面のUI

  1. ここで先ほど決めた月額/投稿事に切り替えます。
  2. 2016年10月現在はFacebook/YouTube/Twitter/Twitchのリンクが掲載可能
  3. HTMLでの記述も可能なブログ風UIでプロジェクトの紹介とイントロビデオが設定可能。
    (iframeタグが使えるのでビデオ自体は紹介文内ならどこにでも置けます。scriptタグは消されました。)

  4. 目標金額を設定します。「+Add Another Goal」で段階に分けた目標が設定可能
    (試しに20個くらい追加したけどまだできるので設定数の上限は不明)

  5. 支援者へのRewards(報酬)を設定します。(画像はデフォルト)
  6. アイコン画像の設定(512px*512px推奨)
  7. バナー画像の設定(1600px*400px推奨)

一通り終わりローンチ後はこのような感じになります。

https://www.patreon.com/filmartist

ローンチ前のEdit画面との違いは以下。

ローンチ後UI

  1. 現在の報酬額や目標金額を見せたくない場合は目標金額に対するパーセント表示で表示することもできるようです。
  2. クリエイター紹介で最大$500貰えるキャンペーン中らしいです。

クリエイター紹介説明
30日以内に紹介されたクリエイターの支援者が30超えると$50、75人以上で$100…250人で$500が貰えるらしいです。

というわけなので、Patreonに参加する際、この記事が役に立ったと思った方は是非下記のリンクからクリエイター登録をお願いします

https://patreon.com/invite/lvjrk

具体的な進め方についてはローンチ後に運営から丁寧に運営方法が説明されたドキュメントが登録メールアドレスに送られてくるのでそちらを参考にすれば良いと思います。

Patreonローンチガイド(英語)

というのも自分自身現在地がそこなので、今後アップデートできる事があれば記事にしたいと思います。

最後に

引き続きYouTubeチャンネルの応援よろしくお願いします。

Website: 30sec film artists


YoutubeのSEOと視聴者&チャンネル登録者を増やす方法(その2)


前回の記事『YouTubeのSEOと視聴者&チャンネル登録者を増やす方法(その1)』ではWebのSEO、グーグル検索の観点から見たTipを紹介しましたが、今回は『YouTube内での最適化の方法』です。

はじめに

この記事では自分のコンテンツの関連動画に関する自コンテンツ内での最適化(内部VSEO)について説明します。

YouTubeで最も手っ取り早く視聴者を稼ぐ方法は視聴数の多い動画の関連動画に自分の動画を表示させて、ユーザーを引き込み離さない事です。

一部ではこれを関連動画ジャックとも呼ばれているようです。

関連動画ジャックは検索エンジン上位に表示するのと比較すると非常に単純で、現在の仕様だとあまり関係のない動画の関連動画に自分のコンテンツを表示することも可能です。

しかし検索エンジン同様、Googleはユーザーに有益な情報を表示したいはずなのでSEOの歴史を省みるとGoogle様の意志に背くような手段はお勧めできません

その事を踏まえてお読みください。

内部VSEOとは

勝手にそう呼んでいるだけで特に正式名称等があるわけではありません。

WEBと同様にVSEOも大まかには内部と外部に分けることができます。

WEBサイトのSEO対策の知識がある方は内部SEOのYouTubeチャンネル版と言えばピンとくると思いますが、要は自コンテンツ内の最適化です。

具体的には主に以下の手順。

    動画作成段階

  1. 撮影機材や環境にはある程度お金をかける(動画撮影可能なDSLRや外部マイク等)
  2. 動画に一貫性を持たせる(オープニングアニメーションや音量等)
  3. アノテーションやカード機能等を想定した編集を心がける

    アップロード時

  4. シリーズモノであれば動画の公開日や時刻等に一貫性を持たせる
  5. 視聴者の目を引くサムネイルの作成
  6. カードやアノテーション機能の利用
  7. タイトルや動画の説明文の推敲
  8. 説明欄に自分の動画のリンクを張る
  9. キーワードの選定
  10. プレイリストを作成する(既存のプレイリストに加える)

YouTubeチャンネルの内部SEOではカードや再生リスト等を駆使してユーザーをいかに自コンテンツ内に留まらせるかがカギとなります。

動画作成機材について

最低でもFull HD(1920×1080)で撮影できる機材を準備します。

最近の機種であればiPhoneやスマホでもこのサイズで撮影できるものが殆どですが、可能であればDSLR(デジタル一眼)での撮影が好ましいです。

スマホでの撮影だと画に深みが出ないので、撮影テクが無いとどうしても安っぽく仕上がります。

個人的なお勧めはCanonのエントリーモデル一眼、EOS Kissシリーズです。

懐に余裕があればフルサイズのハイアマチュアモデル(EOS 5Ds等)を購入しても良いかもしれません。

違いはセンサーサイズですが、センサーサイズについてはこちらのブログで初心者にも分かり易く解説されています。
センサーサイズについて【カメラ初心者向け】

ちなみに水泳の富田選手が盗難疑惑をかけられたEOS-1DXは動画撮影に関しては無用の長物なので、そこまで余裕があるならばレンズにお金を使いましょう。

動画撮影には単焦点のマイクロレンズ等があるとドラマチックな映像が撮影できるかもしれません。

どうしてもカメラにお金を使いたいブルジョアはEOS C300BlackmagicRED等のシネマカメラを使って僕に使い心地を教えてください。

Blackmagic Design シネマカメラ EFマウント 2.5Kイメージセンサー 5インチタッチスクリーン ブラック 001600

話が逸れましたがEOS Kiss X5以前モデルにはSDカードのフォーマット制限(4GB制限)により12分前後で自動で撮影が止まるので不便に思う方は新品購入するのであればX6以降が良いかもしれません。

音声もRODE Videoマイク等の外部マイクがあると好ましいです。

RODE VideoMic GO コンデンサーマイク 003396

動画編集ソフトについて

iMovieやWindowsムービーメーカー等では少し心細いので映像編集ソフトをお勧めします。

私の場合はWeb制作関係でCS6のマスターコレクションを持っていたのでPremiere Pro CS6を持っていましたが、手持ちが無く低予算に抑えたい場合はAdobe Premiere Elementsとサムネイル作成にも使えるPhotoshop Elementsのセットがお勧めです。

Adobe Photoshop Elements 13 & Premiere Elements 13 Windows/Macintosh版
Adobe Premiere Elements 13公式

Adobeソフトウェアの最新版(Creative Cloud)はフル機能が使える30日間の体験版もあって月額サブスクリプションもできるので試してみるのもいいかもしれません。

Adobe Creative Cloud

アノテーション、ブランディングとカード機能

Youtubeでは動画にメッセージをポップアップさせたりYoutube内や関連WEBサイトへのリンクを作成することのできるアノテーション機能があります。

『右上のアイコンをクリック→クリエーターツール→編集→アノテーション』で設定可能。

anotation

所有する関連WEBサイトのリンクも挿入できますが、先に『クリエーターツール→左カラムのチャンネル→詳細設定』から所有権の確認を行います。
※Google Webマスターツールと同様の認証方法のため初歩的なHTMLかFTPの知識又はホスティングサーバーかドメインのアカウント情報等が必要になります。

弄ってみれば直観で分かると思うので今回はアノテーションの使い方の説明は省きます。
アノテーションについて – YouTube クリエイターアカデミー

利用できるフォントやサイズ等が限られている為、文字の挿入等はできるだけ控え、編集の段階でクリック可能なところを明示できるようにしましょう。

例:

0:38~

便利なアノテーションですが現在PCから閲覧した場合のみ表示される機能なのでスマホから視聴には対応していません。

あからさまにクリックを促すような編集をしてしまうとスマホユーザーにとっては不便でしかないのでバランスが大切。

一方、ブランディングとカード機能はスマホユーザーにも表示できるので必ず設定しましょう。

ブランディングは動画の右下のアイコンをクリックするとチャンネル登録のリンクを行える機能です。
※現在は右下にアイコンが表示されますが以前は右上に表示されていたようです。今後変わる可能性もあるのであまりこれを意識した編集は行わない方が吉。

利用方法は『クリエーターツール→左カラムのチャンネル→ブランディング』

branding

カード機能はクリエイターツールの『編集→カード』から設定します。

動画再生中に右上の『!』をクリックすると関連WEBサイトやYouTubeの別のページのリンクを張る事が出来ます。

card

前回の記事で触れたh2タグがカードのタイトルに挿入されるので、h2タグを考慮したプレイリストの名称やタイトルを決めましょう。

card

こちらもほぼ直観的に操作できるので利用方法の説明は省きます。

サムネイルの作成と動画の一貫性

一貫性は即ちコンテンツのブランディングです。

最も手っ取り早くユーザーにシリーズモノだと認識させるには一貫性を持ったサムネイルを作成する事。

堀江貴文氏のホリエモンチャンネルには色々なコンテンツのプレイリスト(シリーズ)がありますが、サムネイルを見ればどれがどのシリーズの動画なのか一目で分かります。

horiemon

すべての動画のオープニングにHIKAKIN氏のボイパ&ドット絵のアニメーションという一貫性を持たせています。

アニメ以外でも実写やストップモーション等、コンテンツのブランドに沿ったモノであればOK。

例:

0:00~0:05

“30sec film artists”では最初の5秒にストップモーションの映像を利用しています。

最後に、一貫性について最も注意しなくてはならないのは映像編集の初心者が失敗しがちな動画自体の音量です。

YouTubeのプレイリストや自動再生を観ていると一つ目の動画で音声が小さすぎるためボリュームを上げたら次の動画は音が大きくてびっくりした経験をした事がある人も少なくないと思います。

ユーザビリティの欠陥です。

気を付けましょう。

タイトルと説明文

前回の記事で説明した通りタイトルと説明文はVSEO上非常に重要です。

動画検索の場合も最重要視されるのはタイトルなので検索されやすいキーワードをタイトルに含めます。

説明文はデフォルトで最初の3行しか表示されておらず残りを表示するにはユーザーに『もっと見る』をクリックさせる必要があります。

その為、最初の3行に最もクリックして欲しいリンクや続きを促す文章を挿入します。

最初の3行は検索エンジンのSEOでも重要なので内容は慎重に決めましょう。。

description

3行目以降には以下の内容を挿入します。

  1. 自分のチャンネルの別の動画のリンク
  2. 関連動画として認識させる要因の一つに説明欄のリンクと類似性があります。
    片方だけでも類似性が認められれば関連動画に表示される可能性がありますが相互にリンクすることでより関連性が認められやすくなります。

  3. シリーズモノであればシリーズの説明
  4. 説明欄の類似性と一貫性を保ち、関連性を認められやすくなります。

  5. 関連する別の人の動画のリンク
  6. 検索してほしいキーワード上位の関連動画に表示させる為にこちらから発リンクします。
    これは外部SEOの一環なので詳細は後述します。

  7. WEBサイトや関連SNSのURL
  8. 動画毎にYoutube外のオウンドメディアへのリンクを貼ることで関連性を認められやすくなります。
    WEBサイトを所有している場合は関連WEBサイトの登録も忘れずに行いましょう。

  9. 動画の説明内容等その他必要な情報

上記のポイントを抑えて動画の説明を書きましょう。

キーワードについて

検索エンジンのSEOではあまり重要では無くなったキーワードですが、Youtube内では説明欄と同程度重要です。

内部VSEOのポイントは関連性を持たせることなので全ての動画に共通のキーワードをいくつか持たせます。

共通キーワードも一般的なキーワード(例:芸術、スポーツ等)とユニークなキーワード(例:10秒でできるアート、40代からのランニング等)を複数決めます。

現在の仕様ではキーワードは思いつくだけ詰め込んでも問題無いようなので、関連性のあるキーワードはとりあえず沢山入れておきます。
※共通部分はカンマ区切りでメモ帳等に保存しておくと入力する手間が省けます。

HTMLソースには15個までしか表示されませんが、YouTube内部ではしっかりと処理されているようなので、後述する外部VSEO用のキーワードも含めトータル20個程度が目安かと思います。

再生リストの作成

アップロード完了後は再生リストを作成します。

再生リストから再生されると自動で次の動画に飛ぶのでユーザビリティの向上に加え動画同士の関連性が強まるので自動再生の候補にもなりやすくなります。

作成は『クリエイターツール→動画の管理→再生リスト』から。

忘れがちですが『編集』から再生リストの説明も忘れずに編集しましょう。

pldescription

ここまででYoutubeの内部VSEOは完了です。

次回は外部VSEOについて

ひとこと

今回はかなり色々詰め込んだ感がある記事でした。

詳細はかなり省いたので質問やコメント等があれば残していってもらえればと思います。

Website: 30sec film artists
チャンネル登録してね。


ビデオマーケティングについて(ビデオマーケティングを主軸にするべき10の理由、SEO他)


前回の記事の続きです。

ビデオマーケティングについて(ビデオマーケティングに関する10の統計、その他)

今回はVidyard“Top 10 Reasons Why Video Should Take a Leading Role in Your Content Marketing Plan”から「ビデオマーケティングを主軸にするべき10の理由」という内容を軸にまとめたいと思います。

  1. SEOの向上。

  2. -デジタル市場の分析では世界的に有名なComscore曰く、WEBマーケティングに映像コンテンツを利用すると検索結果の最初のページ(10件以内)に表示される確率が53倍にも昇る。-

    調べてみてもソースが見つからなかったのでこの数値がどうやってはじき出されたのかは分かりませんが、適切なビデオマーケティングをすればページそのもののSEOに効果的なのは間違いありません。
    適切なビデオマーケティングとはTPOに応じた映像コンテンツを提供することに加えてソーシャルアカウントとの連携も必須です。
    まずTPOに応じたというのは大雑把にいえば「ソーシャル」と「バイラル」を使い分けるといった事でしょうか。
    ソーシャルな映像コンテンツとバイラルな映像コンテンツの違いについてはちょっと古めの記事ですが言葉の定義は変わっていないのでこちらのブログ記事に詳しく掲載されています。

    オンラインビデオマーケティングの未来は完全にソーシャルビデオにシフトするのか

    言葉の定義は兎も角として記事の予測は当たってはいませんね。
    現状を見るとソーシャルもバイラルもいい感じに住み分けられています。
    特にYoutuberみたいな人たちはこの定義ならば言わばソーシャルとバイラルのハイブリットですね。
    と言うよりもむしろ、映像コンテンツ全体がハイブリット化してきているのかもしれません。

    ソーシャルメディアに関しては現段階ではYoutubeの再生数、Facebookのいいね!やツイートはGoogleの検索エンジンに直接影響を与える事は無いとは言われていますが、YoutubeであろうとVimeoだろうと他のWebページと同等の扱いはすると明言されています。

    Are pages from social media sites ranked differently?

    ならばSEOの基本は同じはずです。
    つまりアップロードした動画が質の高いコンテンツと見なされればそこからリンクジュースを頂戴することができるのです。
    具体的にはYoutubeであればユーザーが入力可能な部分の「タイトル」「説明」「タグ」それに加え「撮影日」「場所」なども埋めておくといいでしょう。
    Webページと関連性の高いタイトルやタグをつけて説明はより詳細に、当該ページへのリンクも忘れずに。
    可能であれば知人・友人に質の高いコメントを貰うのも効果的でしょう。

  3. より強い注目を浴びる。

  4. CRM EssentialsのBrent Leary氏曰く、注目というのはどこからともなく発生するのではなく決まった分母を取り合うもの。-

    注目の分母=リーチ可能なターゲット数

    こう考えると注目を浴びる事がいかに大切かが分かると思います。
    同業者より一人でも多くの注目を浴びていればそれだけビジネスチャンスが広がります。
    ただし注意すべきなのは必ずしも「注目した人=クライアント」という訳ではありません。

    特にバイラルビデオの場合は注目した人の殆どは顧客になり得ません。
    その映像をエンターテイメントとして楽しんでいるだけなので余程爆発的なヒットを生み出さない限り直接売上等につながる事は期待しない方が吉。
    立ち上げたばかりのブランドや商品の知名度を上げるというようなケースでは非常に有効です。

    attention

    一方、ソーシャルビデオは顧客へ向けたメッセージ性の強いコンテンツ、ファンの獲得やコミュニケーションの場を設ける為のコンテンツである為「注目した人=クライアント」の可能性が高いのが特徴です。
    注目度が増せば増すほど売り上げに直接貢献する可能性が高いです。
    しかしながらほとんどの場合バイラルメディアのような即効性はないので地道に続ける必要があります。

    ここまでの話を聞くと、とりあえず初めはバイラルでガンガン飛ばせばいいんじゃないの??と思うかもしれませんがビデオマーケティングはそんなに単純なものでもありません。
    ここでバイラルビデオを利用した知人(制作側)の失敗例を紹介します。

    実録・映像制作会社B社の失敗例
    ~こんなはずじゃなかったのに。~

    知人の映像制作会社がブランディングのための映像コンテンツの制作を依頼されました。
    数分程度のバイラル系ビデオをいくつか制作していましたが結果から言うと最後に作った作品がちょっとバイオレンス過ぎてクライアントのお怒りを買ってしまいました。
    まだいくつかビデオを作る予定でしたが、契約は打ち切り。

    headache

    何故こんなことになったのでしょうか?

    1つ目のビデオは滑ってい入るけれどウケ狙いでまぁ悪くはなかった。
    けれど大ヒットなどするはずもなくBuzzのBの字すら見当たらない。
    そこで焦ったのか2つ目のビデオでは何故か斧やハンマーで機械を破壊しだしました。
    北米では暴力とエロは言わずと知れたバイラルメディア最大の麻薬、諸刃の剣です。
    この時点で既に雲行きが相当怪しいとは思いましたが彼らは突き進み続けました。

    映像は一向に鳴かず飛ばず、焦った制作側は益々暴力的な表現を取り入れます。
    ちなみにB社のプロデューサーは普段からビックマウスで自分たちは映像とWebのマーケティングのプロフェッショナルで作ったビデオはバンバンBuzzるみたいな説明をしていたのでしょう。
    (実際はWEBマーケティングの知識は乏しく、制作チームが趣味で作った映像が1度少しBuzzった程度。)

    コンテンツを作るにつれて高い製作費を支払ったクライアント側としては当然話が違うと感じるでしょう。
    そこに来て3つ目の作品は血が噴き出るはクライアントの商材はブン投げるわと、かなり暴力的な仕上がりになりました。
    このまま永遠にヒットせずに際限なくバイオレンスな映像を作り続けられて大切なブランドイメージに傷がついたらたまりません。
    とうとう堪忍袋の緒が切れ、契約打ち切りという最後を迎えました。

    ―終わり―

    こういった例もあるのでBuzzを狙ったバイラルコンテンツの制作というのは制作側に相当なセンスが要求されます。
    一度Buzzった経験のある制作者ですら、クライアントの為に狙ってBuzzるというのは難しいのです。

    更に一歩間違えたら取り返しのつかない事にもなり得るので制作会社がその手のメディア制作においてかなりの実績があるか、自身のセンスでBuzzを起こしたいといったような場合を除いては、注目の質重視の堅実なソーシャルビデオコンテンツの制作をお勧めします。

    ご利用は計画的に。

  5. より高いエンゲージメント。

  6. -動画はエンゲージメントやソーシャルメディアでのシェア、ツイート率を10倍以上高める。-

    更に別の調査ではツイートやFacebookのタイムラインの投稿に「シェア」等の単語を入れることにより更に拡散率を高めることができるという結果が出ています。
    既にスパムまがいの粗悪なものも含め多くのバイラルメディアが実践しているので多様すると記事そのものが安っぽくなるので注意しましょう。

    エンゲージメント

  7. ウェブコンテンツは今後更に映像へと最適化される。

  8. -Facebook等の例を見ても、音声なしの自動再生機能が追加される等、今後益々ウェブのテクノロジー自体が映像コンテンツに最適化されていきます。-

    コンテンツやソフトウェアだけではなくサーバーサイドても一昔前と比較して、特殊なWebサーバーであるストリーミングサーバー等の価格も需要の増加に伴い低価格化してきています。
    フロントエンドでもHTML5やCSS3の登場によりFlash等でプログラムを組まなくても動画コンテンツが実装出来るようになってきています。
    この流れは益々加速していく事は間違いありません。

  9. コンテンツ全体の最適化へ繋がる。

  10. -一度読まれたブログ記事が再度開かれる事はあまり無いが、動画を掲載することで再読率が上がる。それに加えPVや滞在時間、何らかのアクションを起こしてくれる確率も上昇する。記事を通じて読者個人をより掘り下げる事も可能。-

    higher

    前回の内容ではEメールの開封率について触れましたが、Blog記事でも同様の効果が窺えます。
    経験談から言うと動画のタイトルはうろ覚えで記事のタイトルで検索するようなケースは稀ではないと思います。
    記事そのものが検索されることによりWebページ上のコンテンツ全体のSEOに繋がります。

  11. ページ滞在時間の向上

  12. これは当然、映像を観ている間はページに滞在することになるのでページの滞在時間は向上します。
    しかし設計上気を付けなければならない点は広告やFlashコンテンツ等を貼りすぎてページが重い場合、掲載元にジャンプされてしまう可能性があります。
    ユーザーを外へ逃がさないような設計を心がけましょう。

  13. Eメール開封率の向上

  14. 前回の内容と被るので割愛します。

  15. アクセシビリティの向上

  16. -昔と比較して映像コンテンツ制作の敷居は大きく下がった。もはや映像コンテンツ制作の敷居はブログ程度。-

    カメラや編集アプリを使えば誰でも簡単に映像コンテンツを作成できる時代です。
    アニメですらえもふりなどのツールを利用すればだれでも簡単に作れます。
    HTMLによるアクセシビリティ設計というのはそれなりの専門知識が必要で敷居が高いのに比べ、映像コンテンツのアクセシビリティは基本は音声や字幕を付けるだけで良いのでコーディング程敷居が高くないのが特徴です。
    現在は高価な映像編集ソフトなどを利用しなくてもYoutube上でオン・オフ切り替え可能な字幕を付ける事も可能です。
    複数の国や地域へコンテンツを配信したい場合に外国語字幕が付けられるのも映像コンテンツの魅力です。

    Youtubeヘルプ「字幕を追加するには」

    アクセシビリティ

  17. 感情のつながりを生む

  18. -映像コンテンツはインターネットが生まれるはるか前から存在する親しみあるコンテンツであり、人の感情にうったえるのに最も適したコンテンツである。-

    言わずもがな、インターネットの存在するはるか昔から映像コンテンツというものは存在します。
    テレビよりも昔、紙芝居や演劇などもいわば映像コンテンツです。
    これらは活字よりも遥かに簡単に人の感情を動かしやすく、悪い言い方をすればマインドコントロールすら可能です。
    特にB2Bのビジネスモデルでは感情的な繋がりが売上に大きく関係することも判明しています。

  19. コンバージョン率の向上

  20. -最近の調査では71%のマーケティング専門家が映像コンテンツのコンバージョン率は他のコンテンツよりも強力であると認めている。-

    最近だと印象に残ったWEB上のコマーシャルといえば日清の侍でしょうか。
    バイラル的要素とソーシャル的な要素をうまく組み合わせた秀逸なものです。
    世界中でインスタント食品のマーケティングを行っている日清らしく言葉が無くても楽しめる上にブラジルワールドカップからのスポンサー契約を行ったマンチェスターユナイテッド。
    メイドインジャパンを全面に押し出す極めて質の高いCMだと思いました。

    SAMURAI in BRAZIL / CUPNOODLE CM

    SAMURAI IN MANCHESTER

    日清であることを意識して観た人はあまりいないかもしれませんが、節々にブランドカラーの赤を利用、最後にカップヌードルドン!

    FREEDOM-PROJECTの時から思っていましたが日清はこの手のマーケティングには非常に長けているイメージ。

    コンバージョン率

    参考:

    Top 10 Reasons Why Video Should Take a Leading Role in Your Content Marketing Plan
    -Vidyard-

    From Promotion to Emotion: Connecting B2B Customers to Brands
    -Think With Google-

    関連記事:
    ビデオマーケティングについて(ビデオマーケティングに関する10の統計、その他)

おまけ

沈黙のWebマーケティング ―Webマーケッターボーンの逆襲
第6話「コンテンツマーケティング攻防戦」


ビデオマーケティングについて(ビデオマーケティングに関する10の統計、SEO他)


ちょっとビデオマーケティングについて調べものをしたのでメモ。

年々WEBマーケティングをする上で欠かせなくなってきているビデオマーケティングですが、改めてその有用性を整理してみました。

当記事は英語ソースの記事を整理するために自分なりにまとめたモノで私見も盛りだくさんです。

参考やら引用をさせていただいた元の記事URLも末尾に掲載しています。
英語をスラスラ読める方はこの記事は飛ばしても良いので内容の濃い元の記事を読んで下さい。

  1. 2017年までに全インターネットトラフィックの74%は動画によるものになる。

  2. これは事実だとしても若干数字のトリックですね。
    フルHDの映画(1~4GB程度)を1本ネットで見るのがどれくらいの量のテキストファイル(日本語500文字1kb)や画像ファイル(数百kb~数十mb)になるかというのを考えればネットの速度が上がれば上がるほどファイルサイズの大きい動画のトラフィックが増えるのは当然なのでパーセンテージはあまりアテにならない。
    けれど動画がネットのトラフィックを8割弱も支配するというのはある意味凄い。
    プレゼン等する機会があれば使わせてもらお。

  3. ビデオマーケティングは他の手法よりも費用対効果が高い事を52%の専門家が認めている。

  4. 特にビデオアナリティクスツール等を併用すると効果があるようです。
    確かに複雑なウェブのアナリティクスツールよりは明瞭でターゲティング等も行いやすそうですね。

  5. 65%の閲覧者はその映像コンテンツを4分の3以上を観ている。

  6. 一度再生したら平均してその程度は閲覧されるという事だと思います。
    例え3/4でもテキストベースのコンテンツと比較したら閲覧者に与える情報量は膨大になります。
    ちなみにForrester ResearchのJames L. McQuivey博士の研究によると1分間の動画には180万単語と同等の情報量があると言われているので、仮に4分間の動画が3分閲覧された場合には540万単語と同等の情報を与えることができるという事ですね。
    英単語540万単語というのは精確には分かりませんが日本語にすると大体1000万~1500万字前後でしょうか。
    (レポート用紙に換算すると2~3万枚ってホントかよ・・・。)

    この場合の情報量とは単なる音声とテキストの比較という事ではなく言葉に出して説明するのが難しいような企業の雰囲気や、インタビューワーの表情なども含めてという事だと思います。

  7. 視線追跡研究によると動画が検索結果に表示された場合、されない結果よりも注目が集まる。

  8. ブログのインデックスに掲載する画像をアイキャッチ画像という程なので画像がテキストリンクよりも注目されるのは分かりますが、その理論で動画もほかのインデックスより注目を集められるそうです。
    検索結果に動画サムネイルが掲載されるウェブページは、されないページと比較すると統計的にページランクが高いという調査結果もあるそうです。
    只の画像サムネとの比較も気になりますが記載なし。

  9. 93%のマーケッターがセールスや顧客とのコミュニケーションを築く目的でオンラインビデオマーケティングを利用。

  10. ビデオそのものが顧客に響くこともありますが、VineやInstagramのアカウントを利用して顧客とのコミュニケーションを築くことでより親密な関係を結ぶことができるようです。
    従来もFBやらTwitterの企業ページで行っていたところをこういった動画メインのインターフェースに切り替える企業も増えてきているみたいです。
    特に企業のページなんかだと単なる告知よりもちょっと愉快だったり凄い動画がついていた方が気軽にコメントしやすいですよね。

  11. メールに動画を掲載すると開封率が20%上昇、クリック率は2~3倍上昇。

  12. 会員向けのメールや無料のメルマガ等は開かずにそのままゴミ箱へ直行、ひどい時はスパムに入れちゃう人も少なくないと思います。
    けれど動画を掲載すると読んでもらえる確率がグンと上がるらしいです。

  13. メールタイトルにVideoという文字を入れると開封率が19%、クリック率が65%上昇、購読拒否率も26%減少する。

  14. 英語記事なので日本語なら【動画あり】とか掲載すればいいと思います。
    この上昇率が6.で上昇した値に上乗せされるのか、元のデータからの計算なのかは書いてありませんでした。
    けれど購読拒否が26%減るというのは大きいですね。

  15. B2BとB2CのマーケティングにおいてビデオマーケティングはTOP3のソーシャルメディア戦略である。

  16. 視覚的なSNS(多分VineやPinterest等)では短くてクリエイティブな映像がシェアされやすく、LinkedInやFacebookページのようなプロフィール色の強いSNSでは動画はブランディング戦略の一端を担うとのこと。
    見方を変えるとただ載せりゃ良いってモンじゃなくて動画にもTPOがありますよって事でしょう。

    B2B B2C 

  17. 33%のタブレット端末ユーザーはタブレットで平均1時間/日程度何らかの映像コンテンツを観ている。

  18. これからこの値はもっと増えていくでしょう。

  19. 2013年には7210万のスマホユーザーが少なくとも1か月に1度は端末で映像コンテンツを観ていた。

  20. そして2014年さらに8680万までこの値を増やすプロジェクトらしいです。
    凄い、1億人までもう少し。

他にも色々書こうと思ってましたが結構長くなったので今回はここまで。

続きはこちら。
ビデオマーケティングについて(ビデオマーケティングを主軸にするべき10の理由、SEO他)

ひとこと

最近流行ってますよね。
ウェブサイトのバックグラウンドをビデオにするの。
アレ、意外と簡単です。

映像クリエイター必見、簡単に動画をWEBページのbackgroundにする方法【BigVideo.js】

参考:

ビデオマーケティングに関する10の統計

10 Powerful Video Marketing Statistics (and What They Mean to You)
-brainshark.-

1分間のビデオは180万単語相当

A Minute of Video Is Worth 1.8 Million Words, According to Forrester Research
-MARKET WIRED-


【最新版】クラウドソーシングのLancersを使ってみた感想


いままで登録だけはしていたけど放置気味だったクラウドソーシングサービスのLancersをちょっと真面目にやってみました。

lancers

Lancersのシステムにはコンペ方式プロジェクト方式タスク方式と3つの方式があります。

プロジェクト方式の細かい点についてはここのブログが全てを物語っているのであえて感想は書きません。

スキルの安売りはしたくないので何度か割に合いそうな提案に割に合いそうな金額よりちょっと安めの金額設定で、納品計画も最速プランで提示してみたものの金額の折り合いがつかないとの事で断られた・・・。

請け負った人は多分自分より一回りほど安く請け負ってるんだろう・・・。

ある意味凄い。

そして以前Viibarを紹介した記事でも触れたとおり、ランサーズ外での仕事実績にはあまりスポットが当たらず、先発有利な感じですね。

特に最初の仕事をゲットして☆と勲章みたいなマークをもらえるまでは修羅の道。

過去の受注件数が提案者リストでもかなり強調されるので最近始めた後発組は不利になる仕組み。

そんなこんなで2週間くらいLancersを真面目にやって思った事を幾つかまとめてみました。

・「自演多すぎ」
・「スキルのワゴンセール」
・「暇つぶしの小遣い稼ぎにはいいかもね」

てな感じです。

自演多すぎ

先ほども触れたとおり受注件数が受注先選びの重要なファクターになっているので自演してLancersに金を落としてまで☆と受注件数を稼ぐ輩も少なくない。

プロフィールがコーダーとかWEB制作で実際そういった仕事を受注してるにもかかわらず似たようなレベルの同じような仕事を発注している意味の分からない人。

そこまであからさまなのは少ないけど臭いランサーは沢山いる。

それに取って付けた様なありきたりなコメントつけてるしいや、これ絶対自演だろ。

Lancers的にはお金落としてくれりゃ何でもいいんだろうけど新参者や自演に敏感な鍛え抜かれたネットユーザーからしたらカオスに見える。

予算や方針などを提示するだけの「プロジェクト」ならまだいいが実際にデザインやらを作って提示する「コンペ」でやられると笑えない。

2chスレとかチラっと覗いてみたけれど仕事する側に末期間が漂ってる。

もうちょっとID確認とか徹底して運営が真面目に取り締まってくれれば良いんだがそんな兆しは無い。

複アカ自体は規約で禁止されていてバレたら垢BANと全報酬没収らしいけど個人と法人アカを使い分けるのはOKらしい。

これは運営にメールして確認したから間違いない。

以下運営からのメール

このたびは、所属されている会社(法人様)でのアカウントと、個人的なご利用の
ための2つのアカウントでのご利用と存じますが、この場合は明確にご利用用途が
分かれているかと存じますので、複数アカウントとはなりませんのでご安心を
いただけますと幸いでございます。また、振込先口座につきましては、ご連絡をいただきましたとおり、 

ご登録氏名(または社名)と、口座名義の一致を確認の上お振込を
させていただいております。

法人アカなんてIDチェックが難しいけど作るの自体は個人アカと同じくらい簡単だし事実上複アカによる自演を黙認しているようなもの。

スキルのワゴンセール

先ほども触れたが単価がやっすい。

驚くほど安い。

スーパーサイヤ人のバーゲンセールよろしくクリエイターの在庫処分ワゴンセール

例えばWord Pressでのページ構築の見積もりはWord Benchさんの以下のエントリーにもあるように安く見積もっても20万近くかかるものです。

WordPressサイトを構築するといくらかかる? 見積り勉強会で価格を出してみた

けれども5,000~50,000円でやって欲しいって提案がメチャクチャ多い。

それで実際にいくつも提案があって成立してるから怖い。

意図的に相場を下げている連中でも居るんじゃないかと疑うレベル。

5万円以下でWP導入なんて無料テンプレート設置&ちょこっとしたデザインだけで良いなら考えるが絶対やりたくない。

これクリエイターやプログラマみたいな使われる側の地位が際限なく下がり続ける。

時代は廻るとはまさにこの事、産業革命直後の労働者と資本家を彷彿とさせますね。

普通の会社なら法律に守られたり、労組が阻止したりするんだろうけどそういった枠組みが無いからいずれは1000円でウェブサイト作ってって言われても作る人が出てくるんじゃないだろうか・・・。

というかクライアント側もそんな値段で作ったクオリティで良いんだろうか・・・。

コード1行仕込むだけで目には見えない色んなプログラム仕込めるのに顔も見えない相手がそんな低価格で作ったホームページなんて何仕込まれるかわかったもんじゃないぞ。

以前クラウドソーシングに日英翻訳を頼んだら糞だったと某メディア関係で働くカナダ人が仰ってました。

ロゴデザインにしても日本はまだマーケット自体日本国内に収まってる分なんじゃこりゃっていうレベルのロゴでも倍率が低いと偶に選ばれたりすることがあるけど英語圏のクラウドソーシングのレベルがヤバイ。

99 Designsとかのロゴコンペ見てるとこの値段でこのクオリティ作っちゃう?ってのが多い。

そりゃ時給100円以下で物価のメチャクチャ低いような後進国の連中も受注してるんだからそうなるわな。

Lancersが英語に対応したら今コンペで稼いでるクリエイターの9割は死亡するんじゃないだろうか。

それ以外にもPinterestとかGoogle画像検索から拾ってきた画像トレースしたり二次配布禁止の素材使って作ったりとパクリが横行してるのも重大な問題。

パクリ例はこちら(Lancersパクリ検証)

暇つぶしの小遣い稼ぎにはいいかもね

「プロジェクト」と「コンペ」のほかにタスクというものがある。

やっすいWEBライターみたいなことしてお金稼ぐ方法。

結構ガッツリやって偶々割りの良い案件があれば時給1000円以上行くこともあるのでBlogosやらSNSに長文書き込みが好きな人は代わりにタスクをやればお金にもなって一石二鳥。

受取報酬の金額が徐々に上がっていくのが面白くて最初はゲーム感覚で楽しめる。

文章書くのと箱庭系のブラゲとかが好きな人ははまるかもしれない。(自分は既に飽き始めていますが・・・。

ただ認証率とか言うものがあって提出したタスク全体の95%以上が承認されないと出来ない仕事も多い。

とはいってもコピペや使いまわし、日本語が不自由っぽい方も少なくないみたいなので真面目に書いていれば大体認証される。

エステやダイエット、全身脱毛やら風俗仕事などのテーマで書いて欲しいって案件も多いので主婦の小遣い稼ぎには良いかも。

5日で支払い済と承認済合せて2万円程度稼いだけど真面目に書いてた物ばかりなので今のところ認証率は99%

腐ってもNDA等あるので仕事内容まで書けませんが拒否理由は馬鹿げた理由。

今後の参考にと理由を聞いても法人の癖に対応が物凄く酷かったので即ブロックした。

「今後お取引をさせていただくことはありません」とか言われたけれどこちらから願い下げです。

message

プロフィール覗いたら案の定自演の受注が数件、スパムまがいのSEO対策に利用している業者も沢山居るし発注する側は匿名でも登録出来るので全体的にクライアントの質も低い。

質問などのメッセージへの対応も丁寧な良いクライアント様も中にはいますがそれ以上に糞クラ、地雷クライアントが多い。

タスクも飽きてきたし潮時かなぁ・・・。

まとめ

海外のビジネスモデルをそのまま日本に取り込んだクラウドソーシングですが、海外では既に2009年頃からその問題点は色々と指摘されています。

ホリエモンがホリエモンチャンネル等でもクラウドソーシングをごり押ししてますが、確かに経営者とか発注する側にはメリット多いですね。

フリーランスにもメリットはありますが現状ではデメリットのほうが多い感じ。

従業員を大事にしない企業は先が長くないとは良く言いますが、こういったクラウドソーシングサービスがクリエイターやプログラマーを大事にしなければ先は長くないかなぁと思います。

もし最低報酬を保障して悪質なクライアントはフィルターにかけてくれるようなクラウドソーシングのサービスが登場すれば良いクリエイターは皆ソッチに流れます。

そういう感じで優良なクライアントとクリエイターだけを吟味してるサービスがViibarのようなサービスなんでしょうけど現状は色々と詰めが甘い。

そういえば昨日もなんか誤送信メールが来てた・・・。

クラウドソーシング自体は良いビジネスなんですけど使う側の人間と法整備などがまだまだ追いついていない感じでしょうか。