サブスクリプション型クラウドファンディングPatreonの始め方。


Patreonとは

日本語では金持ちの道楽のようなイメージが強いですが、本来支援者を意味する単語のPatron(パトロン)が語源のクリエイター向けサブスクリプション型クラウドファンディングです。
日本でもKickstarterCAMPFIRE等、単発のプロジェクト型のクラウドファンディングやジャンル特化型のクラウドファンディングは増えてきました。
その手のクラウドファンディングが若干飽和状態にある中、先日CAMPFIREが定額課金型のクラウドファンディングを発表しました。そのビジネスモデルの先駆けがPatreonです。

patreon_logo

THE BRIDGE – CAMPFIREが定額課金の「ファンクラブ」を開始へ、クラウドファンディングを超える事業モデルとは

サブスクリプション型のメリット

サブスクリプション型のメリットは何といっても自分のペースで進められる事だと思います。
単発プロジェクト型のクラウドファンディングでは時間的な制限(終了期限)があるので出来るだけ完璧な状態でローンチする必要がありますが、Patreonは肝となる支援への見返りだけある程度決めたら、とりあえずローンチしてから色々と修正しながら運営できるので短期決戦の単発プロジェクトより気持ち的にかなり楽です。
YouTuberやクリエイターとの相性が良いのでフィーチャーされているプロジェクトもそのようなジャンルの方々が多いです。

デメリットは?

デメリットを挙げるなら初期投資ががっつり必要な商品開発等のプロジェクトとはあまり親和性がないので、そういう点では従来のクラウドファンディングとは棲み分けができていると思います。(サービスそのものもクリエイター向けと謳っています。)
支援に対する見返りも月々だったり設定したゴールにリーチする度に用意する必要がある点も従来のクラウドファンディングとは異なります。総合的な手間という面ではPatreonの方がやること自体は多いと思います。
CAMPFIREが「ファンクラブ」と銘打ったのは上手いと思いました。

ターゲット

まずプロジェクトの肝となるのは他のクラウドファンディングと同様何を作るかです。
自分たちはトロントやオンタリオ州にいる芸術家(アーティスト)のショートビデオを毎週YouTubeでアップロードする“30sec film artists”というプロジェクトをかれこれ1年以上続けてきました。
おかげ様でチャンネル登録者等も増えてきて殆どの撮影したアーティストの方々にはビデオを気に入って貰ってますが、ユーザーの殆どが10代で笑える動画やゲーム動画がメガコンテンツのYouTubeでは自分たちがメインとしているターゲット(20代後半以上のアート好きな女性)とのミスマッチもあって思った以上にオーディエンスの獲得に苦戦しています。
PatreonでもYouTube同様コメディやゲーム動画は依然強いですが、クリエイターやアーティストも多いので他のクラウドファンディングに比べても自分たちのコンテンツとは親和性が高いように思います。

Patreonで稼いでる人のランキングTOP50(Top Patreon Creators 英語)

ちなみにCAMPFIREとは違いアダルトコンテンツにも積極的なので某同人3Dエロゲが海外でのローカライズを目指してPatreonを利用するそうです。

MoguraVR – 話題のアダルトVR体験ソフト「なないちゃんとあそぼ!」海外展開へ

始め方

Patreonが日本語でのサービスを始めるかどうかは分かりませんが、せっかくプロジェクトをローンチしたので始め方をシェアしたいと思います。
まずトップページへ飛ぶと「Sign Up」「Become a Creator」とあるので支援者になりたい場合は前者、支援される側のクリエイターになるには後者を選択。※1つのアカウントでどちらにもなれます。

Patreonトップページ

メールアドレスとパスワードを入力すると初期設定が始まります。

コンテンツの種類や名前、主語になるクリエイターは複数か単数か等色々聞かれます。

Patreonアカウント作成画像1

支援は月額で受けるか、コンテンツ投稿毎に受けるかを選びます。(後から変更可能)

Patreonアカウント作成画像2

アダルトコンテンツかどうか。(こちらも後から変更可能)

Patreonアカウント作成画像3

初期設定が終わるとEdit画面に飛ばされます。

Edit画面のUI

  1. ここで先ほど決めた月額/投稿事に切り替えます。
  2. 2016年10月現在はFacebook/YouTube/Twitter/Twitchのリンクが掲載可能
  3. HTMLでの記述も可能なブログ風UIでプロジェクトの紹介とイントロビデオが設定可能。
    (iframeタグが使えるのでビデオ自体は紹介文内ならどこにでも置けます。scriptタグは消されました。)

  4. 目標金額を設定します。「+Add Another Goal」で段階に分けた目標が設定可能
    (試しに20個くらい追加したけどまだできるので設定数の上限は不明)

  5. 支援者へのRewards(報酬)を設定します。(画像はデフォルト)
  6. アイコン画像の設定(512px*512px推奨)
  7. バナー画像の設定(1600px*400px推奨)

一通り終わりローンチ後はこのような感じになります。

https://www.patreon.com/filmartist

ローンチ前のEdit画面との違いは以下。

ローンチ後UI

  1. 現在の報酬額や目標金額を見せたくない場合は目標金額に対するパーセント表示で表示することもできるようです。
  2. クリエイター紹介で最大$500貰えるキャンペーン中らしいです。

クリエイター紹介説明
30日以内に紹介されたクリエイターの支援者が30超えると$50、75人以上で$100…250人で$500が貰えるらしいです。

というわけなので、Patreonに参加する際、この記事が役に立ったと思った方は是非下記のリンクからクリエイター登録をお願いします

https://patreon.com/invite/lvjrk

具体的な進め方についてはローンチ後に運営から丁寧に運営方法が説明されたドキュメントが登録メールアドレスに送られてくるのでそちらを参考にすれば良いと思います。

Patreonローンチガイド(英語)

というのも自分自身現在地がそこなので、今後アップデートできる事があれば記事にしたいと思います。

最後に

引き続きYouTubeチャンネルの応援よろしくお願いします。

Website: 30sec film artists


Vimeoで”Me”をマウスオーバーしてもメニューが表示されずログアウトできない時にログアウトする方法


日本語でググっても見つからなかったので備忘録。

「Vimeo ログアウトできない」とググると最初に出てくるのがNanapiの記事。

「Vimeo(ヴィメオ)」でログアウトする方法

はい、普通にログアウトする方法は知ってるんです。

けどできないからググってるんです・・・。

何故できないのかと言うと、nanapiの記事にある通り”Me”にホバーしてもヌルっとあらわれるはずのメニューが表示されないんです。

vimeoでマウスオーバーメニューが表示されない

こういう不具合はWebをやってる人間なら大抵ローカルのCacheが問題なんだろうなという予想をすると思いますが、そんなのはもちろんスーパーリロードやキャッシュクリアなんて何度もやってみました、しかし未だにMeは微動だにせず。

解決方法

そこで英語版のForumで解決方法(?)を見つけました。

Vimeo Forum/Help | How do you log out of Vimeo now?

投稿を見ると、この不具合自体は7年前からあるようなんですが未だに治ってないんですね・・・。

質問の投稿は7年前

酷い。

http://vimeo.com/log_out
※リンク先へジャンプするとログアウトします。

上記のリンクへアクセスすると強制的にログアウト可能です。

メニューが表示されないという根本的な問題の解決方法はまだ分かりませんがアカウントを切り替えたいのにログアウトができないみたいな人には一応これで解決可能です。

アカウント毎の問題かと思いましたがアカウントを切り替えても表示されません。

クライアントサイドの問題かと思いブラウザを変更してみましたがこちらも表示されません。

もしかしたらFBと連結してるアカウントの一部には表示されないのかもしれません。

原因は謎ですが運営様サイドには早く修正してほしいものですね。

ひとこと

きっとWebも平面の時代の終焉は近い(キリッ

という事で最近WebそっちのけでYoutubeのチュートリアル見ながら3DCG制作ソフトのMAYA2015に嵌ってます。

絵心が無い僕でも3DCGアニメが作れちゃうって素敵。

現在はこれくらいのレベル。

最初の目標は人型オブジェクトに厨二っぽいアクションとエフェクトを付ける事w


Facebook様が僕の作ったWebサイトをスパム認定しやがった話。


最近、制作したWEBサイトのSEO周りの対策をしていました。

すると翌々日に、そのHPのFacebookページを管理していたところホームページのリンクを貼ろうとするとページが安全じゃないからBot対策用の認証をしてから投稿しろとのご命令が・・・。

Facebookからの警告文

え?まじか!?

身内のサイトだったので実験的に限りなくホワイトに近いグレーのようなSEO対策にも色々と挑戦していたのもあってこれはヤバい!!と焦りました。

まずやることは「これは誤解だ」という事を運営に報告。

不具合報告ページの画像

自分の作ったウェブサイトでちゃんとしたBusiness用のホームページでスパムのような要素は一切含んでおりませんという事を報告。

むしろ僕を嫌っている誰かがFacebookにスパム報告でもしたのかと疑心暗鬼に・・・。

しかし最近そんなクリーピーで狡猾な人にそこまで嫌われた覚えはない。

という訳で原因をGoogle様に聞いてみました。

するとこのような記事がヒット。

自分のサイトがツイッターにスパム認定されてしまった時の対策 | ANKARE IIDX

OpenGraphタグの指定を間違うとFacebookにスパム扱いされる | Wondershake Engineering

この記事を見た瞬間何が起きているのか理解した。

おそらく2日前に色々設定しなおしたOpenGraphタグが原因っぽい。

OpenGraphの設定方法は色々ありますが、僕は既に導入済だったWordPressのプラグインAll in One SEOを利用しました。

詳しい方法は省きますが、Dashboardの下にあるプラグインメニューのSocial Metaから設定を行います。

この時に既に色々書いてあったメタタグと競合したりするとエラーが出るのでFacebook様がご提供していらっしゃるでバックツールを利用しながらエラーを潰していきます。

デバックツールはこちら:
https://developers.facebook.com/tools/debug/og/object/

これを設定した時に直さなきゃいけないところはちゃんと教えてくれるので警告に従ってコードを修正していけば問題なく設定できます。

しかし、僕は設定した時に1つだけエラーを無視していました。
Warnings That Should Be Fixed 

エラー文がこちら。

Warnings That Should Be Fixed
Attempted Frozen Title Change

It appears that you are trying to change the property og:title from サイトタイトル to サイトタイトル | Top Page. If so, you are not allowed to for this object because too many actions have been published against it.

要約すると「既にFacebook上で多くのアクション行われているのでタイトルは固定されてますから今更メタタグog:titleを設定しても変更できないよー」って事らしい。

えー、まじかよ・・・。

タイトルの表記を変更したかった(単語間のスペースを無くしたかった)のにできないとか痛すぎるんですけど・・・。

しかしおそらく上記リンクの記事を読むにこれが原因でしょう。

警告を無視するという愚行、Facebook様の意向を無視しようとしたので天罰が下されました。

というわけでog:titleタグのcontent属性の中身をFacebook様の言う通りに変更しました。

今現在(2015年1月19日)まだ解除はされていないようですが、ひとまずこの警告をパスして数日様子を見ましょう。

とりあえず限りなくホワイトなグレーっぽいSEO限りなくグレーに近いホワイトなSMO対策が原因ではなかったので安心しました。

反省

サイト運営を始めてソーシャルメディアを運営するのであればまずメタタグ周りの整理を最初に行いましょう。


ビデオマーケティングについて(ビデオマーケティングを主軸にするべき10の理由、SEO他)


前回の記事の続きです。

ビデオマーケティングについて(ビデオマーケティングに関する10の統計、その他)

今回はVidyard“Top 10 Reasons Why Video Should Take a Leading Role in Your Content Marketing Plan”から「ビデオマーケティングを主軸にするべき10の理由」という内容を軸にまとめたいと思います。

  1. SEOの向上。

  2. -デジタル市場の分析では世界的に有名なComscore曰く、WEBマーケティングに映像コンテンツを利用すると検索結果の最初のページ(10件以内)に表示される確率が53倍にも昇る。-

    調べてみてもソースが見つからなかったのでこの数値がどうやってはじき出されたのかは分かりませんが、適切なビデオマーケティングをすればページそのもののSEOに効果的なのは間違いありません。
    適切なビデオマーケティングとはTPOに応じた映像コンテンツを提供することに加えてソーシャルアカウントとの連携も必須です。
    まずTPOに応じたというのは大雑把にいえば「ソーシャル」と「バイラル」を使い分けるといった事でしょうか。
    ソーシャルな映像コンテンツとバイラルな映像コンテンツの違いについてはちょっと古めの記事ですが言葉の定義は変わっていないのでこちらのブログ記事に詳しく掲載されています。

    オンラインビデオマーケティングの未来は完全にソーシャルビデオにシフトするのか

    言葉の定義は兎も角として記事の予測は当たってはいませんね。
    現状を見るとソーシャルもバイラルもいい感じに住み分けられています。
    特にYoutuberみたいな人たちはこの定義ならば言わばソーシャルとバイラルのハイブリットですね。
    と言うよりもむしろ、映像コンテンツ全体がハイブリット化してきているのかもしれません。

    ソーシャルメディアに関しては現段階ではYoutubeの再生数、Facebookのいいね!やツイートはGoogleの検索エンジンに直接影響を与える事は無いとは言われていますが、YoutubeであろうとVimeoだろうと他のWebページと同等の扱いはすると明言されています。

    Are pages from social media sites ranked differently?

    ならばSEOの基本は同じはずです。
    つまりアップロードした動画が質の高いコンテンツと見なされればそこからリンクジュースを頂戴することができるのです。
    具体的にはYoutubeであればユーザーが入力可能な部分の「タイトル」「説明」「タグ」それに加え「撮影日」「場所」なども埋めておくといいでしょう。
    Webページと関連性の高いタイトルやタグをつけて説明はより詳細に、当該ページへのリンクも忘れずに。
    可能であれば知人・友人に質の高いコメントを貰うのも効果的でしょう。

  3. より強い注目を浴びる。

  4. CRM EssentialsのBrent Leary氏曰く、注目というのはどこからともなく発生するのではなく決まった分母を取り合うもの。-

    注目の分母=リーチ可能なターゲット数

    こう考えると注目を浴びる事がいかに大切かが分かると思います。
    同業者より一人でも多くの注目を浴びていればそれだけビジネスチャンスが広がります。
    ただし注意すべきなのは必ずしも「注目した人=クライアント」という訳ではありません。

    特にバイラルビデオの場合は注目した人の殆どは顧客になり得ません。
    その映像をエンターテイメントとして楽しんでいるだけなので余程爆発的なヒットを生み出さない限り直接売上等につながる事は期待しない方が吉。
    立ち上げたばかりのブランドや商品の知名度を上げるというようなケースでは非常に有効です。

    attention

    一方、ソーシャルビデオは顧客へ向けたメッセージ性の強いコンテンツ、ファンの獲得やコミュニケーションの場を設ける為のコンテンツである為「注目した人=クライアント」の可能性が高いのが特徴です。
    注目度が増せば増すほど売り上げに直接貢献する可能性が高いです。
    しかしながらほとんどの場合バイラルメディアのような即効性はないので地道に続ける必要があります。

    ここまでの話を聞くと、とりあえず初めはバイラルでガンガン飛ばせばいいんじゃないの??と思うかもしれませんがビデオマーケティングはそんなに単純なものでもありません。
    ここでバイラルビデオを利用した知人(制作側)の失敗例を紹介します。

    実録・映像制作会社B社の失敗例
    ~こんなはずじゃなかったのに。~

    知人の映像制作会社がブランディングのための映像コンテンツの制作を依頼されました。
    数分程度のバイラル系ビデオをいくつか制作していましたが結果から言うと最後に作った作品がちょっとバイオレンス過ぎてクライアントのお怒りを買ってしまいました。
    まだいくつかビデオを作る予定でしたが、契約は打ち切り。

    headache

    何故こんなことになったのでしょうか?

    1つ目のビデオは滑ってい入るけれどウケ狙いでまぁ悪くはなかった。
    けれど大ヒットなどするはずもなくBuzzのBの字すら見当たらない。
    そこで焦ったのか2つ目のビデオでは何故か斧やハンマーで機械を破壊しだしました。
    北米では暴力とエロは言わずと知れたバイラルメディア最大の麻薬、諸刃の剣です。
    この時点で既に雲行きが相当怪しいとは思いましたが彼らは突き進み続けました。

    映像は一向に鳴かず飛ばず、焦った制作側は益々暴力的な表現を取り入れます。
    ちなみにB社のプロデューサーは普段からビックマウスで自分たちは映像とWebのマーケティングのプロフェッショナルで作ったビデオはバンバンBuzzるみたいな説明をしていたのでしょう。
    (実際はWEBマーケティングの知識は乏しく、制作チームが趣味で作った映像が1度少しBuzzった程度。)

    コンテンツを作るにつれて高い製作費を支払ったクライアント側としては当然話が違うと感じるでしょう。
    そこに来て3つ目の作品は血が噴き出るはクライアントの商材はブン投げるわと、かなり暴力的な仕上がりになりました。
    このまま永遠にヒットせずに際限なくバイオレンスな映像を作り続けられて大切なブランドイメージに傷がついたらたまりません。
    とうとう堪忍袋の緒が切れ、契約打ち切りという最後を迎えました。

    ―終わり―

    こういった例もあるのでBuzzを狙ったバイラルコンテンツの制作というのは制作側に相当なセンスが要求されます。
    一度Buzzった経験のある制作者ですら、クライアントの為に狙ってBuzzるというのは難しいのです。

    更に一歩間違えたら取り返しのつかない事にもなり得るので制作会社がその手のメディア制作においてかなりの実績があるか、自身のセンスでBuzzを起こしたいといったような場合を除いては、注目の質重視の堅実なソーシャルビデオコンテンツの制作をお勧めします。

    ご利用は計画的に。

  5. より高いエンゲージメント。

  6. -動画はエンゲージメントやソーシャルメディアでのシェア、ツイート率を10倍以上高める。-

    更に別の調査ではツイートやFacebookのタイムラインの投稿に「シェア」等の単語を入れることにより更に拡散率を高めることができるという結果が出ています。
    既にスパムまがいの粗悪なものも含め多くのバイラルメディアが実践しているので多様すると記事そのものが安っぽくなるので注意しましょう。

    エンゲージメント

  7. ウェブコンテンツは今後更に映像へと最適化される。

  8. -Facebook等の例を見ても、音声なしの自動再生機能が追加される等、今後益々ウェブのテクノロジー自体が映像コンテンツに最適化されていきます。-

    コンテンツやソフトウェアだけではなくサーバーサイドても一昔前と比較して、特殊なWebサーバーであるストリーミングサーバー等の価格も需要の増加に伴い低価格化してきています。
    フロントエンドでもHTML5やCSS3の登場によりFlash等でプログラムを組まなくても動画コンテンツが実装出来るようになってきています。
    この流れは益々加速していく事は間違いありません。

  9. コンテンツ全体の最適化へ繋がる。

  10. -一度読まれたブログ記事が再度開かれる事はあまり無いが、動画を掲載することで再読率が上がる。それに加えPVや滞在時間、何らかのアクションを起こしてくれる確率も上昇する。記事を通じて読者個人をより掘り下げる事も可能。-

    higher

    前回の内容ではEメールの開封率について触れましたが、Blog記事でも同様の効果が窺えます。
    経験談から言うと動画のタイトルはうろ覚えで記事のタイトルで検索するようなケースは稀ではないと思います。
    記事そのものが検索されることによりWebページ上のコンテンツ全体のSEOに繋がります。

  11. ページ滞在時間の向上

  12. これは当然、映像を観ている間はページに滞在することになるのでページの滞在時間は向上します。
    しかし設計上気を付けなければならない点は広告やFlashコンテンツ等を貼りすぎてページが重い場合、掲載元にジャンプされてしまう可能性があります。
    ユーザーを外へ逃がさないような設計を心がけましょう。

  13. Eメール開封率の向上

  14. 前回の内容と被るので割愛します。

  15. アクセシビリティの向上

  16. -昔と比較して映像コンテンツ制作の敷居は大きく下がった。もはや映像コンテンツ制作の敷居はブログ程度。-

    カメラや編集アプリを使えば誰でも簡単に映像コンテンツを作成できる時代です。
    アニメですらえもふりなどのツールを利用すればだれでも簡単に作れます。
    HTMLによるアクセシビリティ設計というのはそれなりの専門知識が必要で敷居が高いのに比べ、映像コンテンツのアクセシビリティは基本は音声や字幕を付けるだけで良いのでコーディング程敷居が高くないのが特徴です。
    現在は高価な映像編集ソフトなどを利用しなくてもYoutube上でオン・オフ切り替え可能な字幕を付ける事も可能です。
    複数の国や地域へコンテンツを配信したい場合に外国語字幕が付けられるのも映像コンテンツの魅力です。

    Youtubeヘルプ「字幕を追加するには」

    アクセシビリティ

  17. 感情のつながりを生む

  18. -映像コンテンツはインターネットが生まれるはるか前から存在する親しみあるコンテンツであり、人の感情にうったえるのに最も適したコンテンツである。-

    言わずもがな、インターネットの存在するはるか昔から映像コンテンツというものは存在します。
    テレビよりも昔、紙芝居や演劇などもいわば映像コンテンツです。
    これらは活字よりも遥かに簡単に人の感情を動かしやすく、悪い言い方をすればマインドコントロールすら可能です。
    特にB2Bのビジネスモデルでは感情的な繋がりが売上に大きく関係することも判明しています。

  19. コンバージョン率の向上

  20. -最近の調査では71%のマーケティング専門家が映像コンテンツのコンバージョン率は他のコンテンツよりも強力であると認めている。-

    最近だと印象に残ったWEB上のコマーシャルといえば日清の侍でしょうか。
    バイラル的要素とソーシャル的な要素をうまく組み合わせた秀逸なものです。
    世界中でインスタント食品のマーケティングを行っている日清らしく言葉が無くても楽しめる上にブラジルワールドカップからのスポンサー契約を行ったマンチェスターユナイテッド。
    メイドインジャパンを全面に押し出す極めて質の高いCMだと思いました。

    SAMURAI in BRAZIL / CUPNOODLE CM

    SAMURAI IN MANCHESTER

    日清であることを意識して観た人はあまりいないかもしれませんが、節々にブランドカラーの赤を利用、最後にカップヌードルドン!

    FREEDOM-PROJECTの時から思っていましたが日清はこの手のマーケティングには非常に長けているイメージ。

    コンバージョン率

    参考:

    Top 10 Reasons Why Video Should Take a Leading Role in Your Content Marketing Plan
    -Vidyard-

    From Promotion to Emotion: Connecting B2B Customers to Brands
    -Think With Google-

    関連記事:
    ビデオマーケティングについて(ビデオマーケティングに関する10の統計、その他)

おまけ

沈黙のWebマーケティング ―Webマーケッターボーンの逆襲
第6話「コンテンツマーケティング攻防戦」


ビデオマーケティングについて(ビデオマーケティングに関する10の統計、SEO他)


ちょっとビデオマーケティングについて調べものをしたのでメモ。

年々WEBマーケティングをする上で欠かせなくなってきているビデオマーケティングですが、改めてその有用性を整理してみました。

当記事は英語ソースの記事を整理するために自分なりにまとめたモノで私見も盛りだくさんです。

参考やら引用をさせていただいた元の記事URLも末尾に掲載しています。
英語をスラスラ読める方はこの記事は飛ばしても良いので内容の濃い元の記事を読んで下さい。

  1. 2017年までに全インターネットトラフィックの74%は動画によるものになる。

  2. これは事実だとしても若干数字のトリックですね。
    フルHDの映画(1~4GB程度)を1本ネットで見るのがどれくらいの量のテキストファイル(日本語500文字1kb)や画像ファイル(数百kb~数十mb)になるかというのを考えればネットの速度が上がれば上がるほどファイルサイズの大きい動画のトラフィックが増えるのは当然なのでパーセンテージはあまりアテにならない。
    けれど動画がネットのトラフィックを8割弱も支配するというのはある意味凄い。
    プレゼン等する機会があれば使わせてもらお。

  3. ビデオマーケティングは他の手法よりも費用対効果が高い事を52%の専門家が認めている。

  4. 特にビデオアナリティクスツール等を併用すると効果があるようです。
    確かに複雑なウェブのアナリティクスツールよりは明瞭でターゲティング等も行いやすそうですね。

  5. 65%の閲覧者はその映像コンテンツを4分の3以上を観ている。

  6. 一度再生したら平均してその程度は閲覧されるという事だと思います。
    例え3/4でもテキストベースのコンテンツと比較したら閲覧者に与える情報量は膨大になります。
    ちなみにForrester ResearchのJames L. McQuivey博士の研究によると1分間の動画には180万単語と同等の情報量があると言われているので、仮に4分間の動画が3分閲覧された場合には540万単語と同等の情報を与えることができるという事ですね。
    英単語540万単語というのは精確には分かりませんが日本語にすると大体1000万~1500万字前後でしょうか。
    (レポート用紙に換算すると2~3万枚ってホントかよ・・・。)

    この場合の情報量とは単なる音声とテキストの比較という事ではなく言葉に出して説明するのが難しいような企業の雰囲気や、インタビューワーの表情なども含めてという事だと思います。

  7. 視線追跡研究によると動画が検索結果に表示された場合、されない結果よりも注目が集まる。

  8. ブログのインデックスに掲載する画像をアイキャッチ画像という程なので画像がテキストリンクよりも注目されるのは分かりますが、その理論で動画もほかのインデックスより注目を集められるそうです。
    検索結果に動画サムネイルが掲載されるウェブページは、されないページと比較すると統計的にページランクが高いという調査結果もあるそうです。
    只の画像サムネとの比較も気になりますが記載なし。

  9. 93%のマーケッターがセールスや顧客とのコミュニケーションを築く目的でオンラインビデオマーケティングを利用。

  10. ビデオそのものが顧客に響くこともありますが、VineやInstagramのアカウントを利用して顧客とのコミュニケーションを築くことでより親密な関係を結ぶことができるようです。
    従来もFBやらTwitterの企業ページで行っていたところをこういった動画メインのインターフェースに切り替える企業も増えてきているみたいです。
    特に企業のページなんかだと単なる告知よりもちょっと愉快だったり凄い動画がついていた方が気軽にコメントしやすいですよね。

  11. メールに動画を掲載すると開封率が20%上昇、クリック率は2~3倍上昇。

  12. 会員向けのメールや無料のメルマガ等は開かずにそのままゴミ箱へ直行、ひどい時はスパムに入れちゃう人も少なくないと思います。
    けれど動画を掲載すると読んでもらえる確率がグンと上がるらしいです。

  13. メールタイトルにVideoという文字を入れると開封率が19%、クリック率が65%上昇、購読拒否率も26%減少する。

  14. 英語記事なので日本語なら【動画あり】とか掲載すればいいと思います。
    この上昇率が6.で上昇した値に上乗せされるのか、元のデータからの計算なのかは書いてありませんでした。
    けれど購読拒否が26%減るというのは大きいですね。

  15. B2BとB2CのマーケティングにおいてビデオマーケティングはTOP3のソーシャルメディア戦略である。

  16. 視覚的なSNS(多分VineやPinterest等)では短くてクリエイティブな映像がシェアされやすく、LinkedInやFacebookページのようなプロフィール色の強いSNSでは動画はブランディング戦略の一端を担うとのこと。
    見方を変えるとただ載せりゃ良いってモンじゃなくて動画にもTPOがありますよって事でしょう。

    B2B B2C 

  17. 33%のタブレット端末ユーザーはタブレットで平均1時間/日程度何らかの映像コンテンツを観ている。

  18. これからこの値はもっと増えていくでしょう。

  19. 2013年には7210万のスマホユーザーが少なくとも1か月に1度は端末で映像コンテンツを観ていた。

  20. そして2014年さらに8680万までこの値を増やすプロジェクトらしいです。
    凄い、1億人までもう少し。

他にも色々書こうと思ってましたが結構長くなったので今回はここまで。

続きはこちら。
ビデオマーケティングについて(ビデオマーケティングを主軸にするべき10の理由、SEO他)

ひとこと

最近流行ってますよね。
ウェブサイトのバックグラウンドをビデオにするの。
アレ、意外と簡単です。

映像クリエイター必見、簡単に動画をWEBページのbackgroundにする方法【BigVideo.js】

参考:

ビデオマーケティングに関する10の統計

10 Powerful Video Marketing Statistics (and What They Mean to You)
-brainshark.-

1分間のビデオは180万単語相当

A Minute of Video Is Worth 1.8 Million Words, According to Forrester Research
-MARKET WIRED-