WeChat機種変更時の移行について。


WeChat 機種変更」という検索ワードでこのサイトに来てくれている方が結構いたのでWeChatの移行方法を説明したいと思います。

WeChatとは。

中国発のボイスメッセージが送れて近くの人などを検索する機能もあるIMアプリ、中国では微信(ウェイシン)と呼ばれています。

アジア圏ではLINEとシェアの獲得競争をしているみたいですが、最近はそれぞれ趣向が変わってきているので棲み分けはできているんじゃないかなぁと思います。

中国でビジネスを行う際は必須アプリになってきているようです。

特に日本よりセキュリティや個人情報保護などの認識が甘いのか、社内の割と重要なやり取りすらこのアプリで行ってる人たちもいるようです。
(まぁ多分日本にもLINEでそういうやり取りしている人たちも一定数はいるでしょうが・・・。)

詳しい説明や他IMアプリ(WhatsAppやLINE等)と比較した記事があるのでそちらをご覧ください。

IMアプリ徹底比較!! WeChat(微信)&WhatsApp&LINE

アカウント取得方法

先ずはアカウント登録ですが、こちらはLINE等と同じく電話番号でのID認証になります。

アプリをダウンロードして起動します。

wechat3

言語を選択して「登録」へ進みます。

wechat4

wechat6

登録すると認証用の4桁の数字が記載されたSMSが送られてくるので登録画面に入力すればアカウント作成は完了です。

送られてこない場合はキャリアでSMSの受信を拒否している場合等があるので確認しましょう。

wechat8
こんな感じです。

アカウントを取得する際にパスワードを決めます。

この時に決めたパスワードと電話番号があれば移行自体は可能ですがもう少し利便性を高めるためにプロフィール画面へ行きWeChat IDを取得します。

WeChatIDは番号と英数字で重複が無ければ任意の文字列に設定可能ですが1度しか決められないので慎重に決めましょう
wechat2

ここまでできれば後は手順通りに行えばLINEのような複雑な認証作業はないので簡単に移行することができます。

移行方法

   1.番号が変わっていない場合

アプリをダウンロード後に起動して、今度は「ログイン」へ進みます。

wechat3

番号が変わっていない場合は国際電話コードを含む電話番号とパスワード入力を求められます。

wechat7

デフォルトで番号は入力済のためあまり気にする必要はありませんが日本の国際コードは+81に最初の0を抜いたものになります。
例:090-1111-2222 → +81-90-1111-2222

ログインが完了すれば移行も終了です。

以前の端末で受信したメッセージの履歴などは消えてしまう点は注意しましょう。

   2.番号が変わった場合

現在はMNPで他社に移行する際も番号を持ち越せるため、番号が変わるという事は滅多にありませんが海外出張や留学等で海外の携帯を持つ場合などではどうしても移行作業は必要になります。

こちらでもアプリ起動後「ログイン」へ進みます。

wechat3

番号が変わった場合は設定したWeChat IDからのログインが可能です。
※EmailやQQ IDからも可能ですが割愛します。

wechat5

起動直後は番号でのログインを求められるますが画面下部の「別のタイプのIDでログイン」という項目をタップするとWeChat IDからログインできる画面に遷移します。

ここにWeChat IDとパスワード(番号でのログイン時と同一のもの)を入力すれば以降は完了します。

古い番号のまま利用もできますが番号を変更したらプロフィールの番号も変更するのがセキュリティ上好ましいです。

もし以降前に新しい所有者がIDを取得した場合どうなるのかも分かりません。

WeChatIDやEmailを登録していなかった場合、二度とログインできない可能性もあります。

また、間違えて新しい番号で新規登録してしまっても慌てずにアカウントを削除して再度ログインしなおす事も可能です。

この辺はLINEよりも楽ですね。

その分セキュリティが甘いのかと思いきや、LINEほどブルートフォースアタックやらソーシャルエンジニアリングによる不正アクセスは多くない気がします。

そりゃあもうWeChatがLINEを潰すために裏で糸を引いているんじゃないかと思うほど・・・。

実際のところは単に日本人のほうが平均的に金持ってるしお人よしだからだと思いますが。

移行後の設定

移行後、電話番号も変わっている際は「設定」画面から速やかに新しい番号に変更します。

新端末からログインした場合、古い端末のアカウントは強制的にログアウトされます。

wechat9

同一アカウントに2つ以上のモバイル端末から同時にアクセスはできないようになっています。

更に受信メッセージは開くまではサーバーに保存されているようですが、閲覧後はクライアントに保存されるため会話の途中で別の端末に切り替えても今までのメッセージは受信されませんのでお気を付けください。

以上。


IMアプリ徹底比較!! WeChat(微信)&WhatsApp&LINE


※WeChat機種変更時の移行についてこちら。
cityJumperWEB.com|WeChat機種変更時の移行について。

色々なところで比較されているので今更感はありますが、グローバルレベルで加速するインスタントメッセージアプリ(IMアプリ)の熾烈な争い(?)

【シェア率 LINE WhatsApp】とググると最初に出てくるページがこちら。

『LINE』は日本でしか流行ってない!?世界で大きなシェアを占めているメッセージアプリは○○だった!!

IT系ブログでは有名なCharch Tech Japanも去年このような記事を投稿されてます。

競争の激しいメッセージングアプリ–グローバルな利用を支えるのは移民たち

と、皆さん随分煽りを入れてきますがつい最近こちらで観た記事ではLINEは既に蚊帳の外。

More than messaging: Why you should stop comparing WeChat to WhatsApp

まぁ中国人記者の書いてる記事だからそりゃMade in China推しなのは分かる。

つまるところ大筋は「WeChatをそこらのIMアプリと一緒にすんな。」ってところ。

寄稿者がいかに中国を誇りに思っているかが窺える内容。

と、色々な意見はありますが個人的には日本で普通に使ってる限りWhatsAppもWeChatも要らないと思います。

が、それじゃあ記事にならないのでここはあえて日本人の視点に立って利点と問題点を挙げましょう。

WeChatの利点

wec
近くの人検索やタイムライン機能なども充実していて色々と至れり尽くせり感はある。

上のThe Next Webの記事にも書いてあるが最大の特徴はHold to Talkだろう。

従来のIMアプリやSkype等はテキストメッセージか音声通話なのに対して音声メッセージが送れるのは画期的だった。

今はLINEでもできなくはないが割とめんどくさい。(※方法はこちら。

そもそもメール大好き日本人にとってはスマホで文字入力は苦でないどころか音声を送るほうがこっぱずかしいと感じるひとが多いのでは。

それを考えるとこの利点も微妙ではある。

近くの人検索は同じく近くで同じ機能を使った人を片っ端から表示する機能(任意で削除は可能)

知らない誰かとお友達になるには良い機能。

Fake GPS等のアプリと併用すれば世界中の人ともお友達になれる(かも)。

WeChatの問題点

最大の問題点は言うまでもなくMade in Chinaだということ。

最近で言えばIME Baidu問題もそうだが「中国製アプリを使う=個人情報垂れ流し」と考えても大げさではない。

初期の頃は天安門事件等の中国でタブーとされている単語はブロックされて送信できなかったことがある。

結構重要な筈がこの事についてはどこの記事もあまり触れていない。

ブロックはされなくなったが先ず間違いなく検閲はされていると思って良い。

あとは利点の方でも挙げた近くの人検索機能だが、本国では出会い系アプリとしても使われているらしい。

野放しにしていれば確実に犯罪の温床になるだろうけど日本企業ではないので取り締まる術は今のところ無い。

これは日本だけの問題ではなくWeChatが今後市場拡大していけば他の先進国でも問題になってくる筈。

日本では今のところ見た事無いがカナダでも英語話せない中国系娼婦が私做と書いてこの機能で客引きしてる。

LINEの利点

line
色々なところで韓国製のアプリだという話があるが開発元は日本のチームだし、間違いなく日本製のアプリ。

管理元のLINE株式会社は韓国資本だが、当の韓国ではLINEを差し置いてKakao Talkのシェアがぶっちぎり。

メリットを挙げるならガラケーの絵文字やデコメ文化を踏襲したスタンプのバリエーションやみんなでスコアを競って楽しむ可愛いゲーム等いかにも日本人っぽい感じ。

観た事は無いがキャラクターのアニメまであるらしい。

世界を目指して変な方向に走らない限り日本での地位は今後も揺るぎ無いと思う。

流行りたてのころに電話帳のデータを勝手に読み取って云々とか消費電力等、色々と騒がれたがIMアプリならどれも同じだし嫌なら使わなければ良い。

今考えるとあれはただのネガキャン。

LINEの問題点

日本のモンスタークレーマーやガキんちょに合せてどんどんと日々使用上のルールが厳しくなっている。

そのうち知り合いの検索も出来なくなってしまうんじゃないかとハラハラ。

あとは移行が面倒。

基本的に複数端末からのログインは認めていないし(PCは除く)消す前にメアドを登録しておかないと移行すらできなくなるという不親切設計

対してWeChatは基本的にIDとパスがあればSkype等と同様に誰のどの端末からでもログインは可能。

複数アカウントを取得できなくするという建前があるのだろうが、結局番号が2つあれば2個登録できるしあんまり意味が無い。

WhatsAppの利点

whats
正直あまり使ったことは無いが世界でのシェア率はNo.1

中南米ヨーロッパでは揺ぎ無い地位、LINEの初版が2011年06月23日なのに対して2009年7月のリリース、IMアプリ界のボス

コレといって変わった機能はないけれど従来欧米で主流だったSMS(ショートメール)にとって変わるものとして自然に台頭してきた感じ。

特に音声通話やSMSがパケット通信と比較して割高な国では重宝されているんじゃないかなぁ。

シェア率だけ見ると北米ではFacebookのIM機能とシェアを分け合っているけれど競っているというよりは棲み分けができている感じ。

WhatsAppの問題点

日本で使っている人が全く居ない。

機能面でもLINEとモロ被りだしこの先このアプリが日本に来ることは先ず無いと断言できる。

ヨーロッパや南米に行くならいれとけよってレベル。

しかも2年目から有料。

まとめ

既存のアプリの棲み分けはできている。

それよりもSnapChatとかVineとか画像とか映像つかったコミュニケーションツールが台頭してきてるからそれに対して今後この3つのアプリがどういった動向をみせるのか、それともまた新しいのが出てきて全部掻っ攫っていくのか。

そのへんが見物ですね。