【基本編】Googleドライブを使ったフォーム作成
天下のGoogle大先生。
無料で超ハイクオリティのデータベース管理型のFormを提供しています。
デフォルトでは質問と答えをスプレッドシートに保存、デザインは数種類のテンプレートから選択するだけの良くある無料フォームですが、プログラムや正規表現の知識が送信時の返信スクリプトや挿入やバリデーションなども可能。
インラインフレームでどこにでも埋め込み可能で、更にPHPとHTMLが多少わかればデザインカスタマイズもある程度自由に可能という親切設計。
インラインフレーム使用例:
Talk×GENTENコンタクトフォーム
PHP応用例:
Kimura Enterprise Companyコンタクトフォーム
利用方法
用意するもの:
・Googleアカウント
以上
まずはGoogleアカウントを取得、Googleドライブを利用可能な状態にします。
新規作成からフォームを選択、19種類(2013年11月現在)のデザインテンプレートから好きなテンプレートを選択。
後で自分でデザインする場合は出来るだけシンプルなものを選んでおくと楽かもしれません。
次にフォームの作成画面です。
①質問名
②質問の補足説明
③質問形式(テキストエリア、テキストフィールド、ラジオボックス、チェックボックス、選択式、日付etc..)
④質問の追加
⑤編集完了
となります。
※必須項目にする場合はRequested Questionのチェックボックスにチェックを入れればOK。
データの検証ではValidationを行えます。
数字(数字のみ)、テキスト(テキストのみ)がデフォルトで選択できます。
正規表現での検証も可能なのでハイフンつきの電話番号や郵便番号、メールアドレスなどをチェックしたい場合は正規表現で入力しましょう。(最初の^は不要)
ざっと編集が終わったら左上のツールバーを見てみます。
下段の右側「ライブフォームを表示」にて、フォームのデザインを確認できます。
もう一つ左側のAccepting Responses(回答を受付中)では回答を受け付けるかどうかをワンクリックで設定できます。
デフォルトでは受け付けるようになってますが、応募期限などがある場合は期限が来たら受付を中断できます。
さらにその隣、Choose Responses destination(回答先を選択)では回答の保存先を既存のスプレッドシートにするか、新規スプレッドシートにするかを選択できます。
特に何も無い場合は新規スプレッドシートでOKです。
回答先を設定すると、ドライブに新規にスプレッドシートが追加されて1行目の1列目にタイムスタンプ、1行目2列目以降に質問項目が追加されます。
フォームとスプレッドシートは同期しているので、質問項目を追加するとスプレッドシートにも自動で追加されます。
削除の場合はスプレッドシートには残りますが、手動で列ごと削除or非表示にすることも可能です。
一通り作り終わってライブフォームを確認したら下の青いボタン「フォームの送信」から公開できます。
すると公開用のURLが表示されるので(ライブフォームとほぼ同じURL)コレをソーシャルメディアでシェアするなりメールで送信するなりすれば一般公開可能です。
※ドキュメントやスプレッドシートのようにドライブからフォーム自体を公開してしまわないように気をつけてください。
スマホでも閲覧可能。
さらに公開用URLの右側ボタンを押すとiframe用のタグが表示されるのでウェブサイトやブログで公開したい場合はコレを貼り付ければOKです。
基本的な使い方はここまで、【応用編】は長くなるので次の記事に書きます。
ひとこと
Google Drive凄い便利。
フォームだけじゃなくてスプレッドシートをデータベース的に使って色んなGoogleScriptでプログラムも組めるみたいだしMSのSkydriveとかと比べてもGoogle先生一歩リードっていう感じ。
セキュリティ面からみてもGoogle先生なら信用できるし管理してるウェブサイトのコンタクトフォームも全部これにしようかな・・・。
ただiGoogleみたいにいきなりサービス終了したらめんどくさそう。
※この記事は前ブログの記事に加筆・修正したものです。
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