
今話題のBitcoinって一体何!?【Bitcoinニュースまとめ】
IT系のニュースを見ていると最近どこもかしこもBitcoinに関する記事で溢れています。
つい昨年の暮れに中国人民元との取引禁止が通達されて暴落したと思いきや、つい先日6週間の間中断を経て取引を再開を伝えるニュース(英語)。
今日のニュースでは最大の取引所として知られるMt. Goxが技術的な問題の為Bitcoinの引き出しを一時中断しました。
その他にも7.5億円相当のBitcoinデータの入ったHDDを破棄してしまった悲しい人のニュース。
一方で4年前に購入した2400円相当のBitcoinが数千万円相当に高騰しており、そのお金でマイホーム購入したノルウェーの男性のニュース等々。
その他にも映画:ソーシャルネットワークのストーリーにもなったFacebook訴訟のウィンクルボス兄弟は古くから熱心にBitcoinを買い漁って投資しており、いまやウハウハ状態間違いなし。(元々かなりの金持ちらしいですが・・・。)
※キャメロン・ウィンクルボス氏
そもそも考案者として知られる中本哲史 (Satoshi Nakamoto)氏すら実在しない架空の人物との事。
これら一連のニュースを見ているとあまりにも現実離れしていて、まるでSFの世界にでも迷い込んだように錯覚に陥る。
そんな魔法のような通貨、Bitcoinとは一体何なのか。
Bitcoin (ビットコイン)とは。
Wikipediaより抜粋:
Bitcoin (ビットコイン)は公共トランザクションログを利用しているオープンソースプロトコルに基づくピアツーピア型の決済網及び暗号通貨である。
Bitcoinは極めて低いコストでの決済(およびマイクロペイメント)を権力機関や発行者無しで平均10分程度の待機によって可能にする。ノードから別のノードへの貨幣の移動は電子署名された取引で行われ、P2Pネットワーク内の全てのノードにブロードキャストされる。初期の通貨流通や、二重支払いの検知のためプルーフ・オブ・ワークシステムが用いられている。
物凄く直訳っぽい文章だし正直なんのこっちゃである。
噛み砕いて言えば以下の通り。
- プログラムの中身はだれでも見れるため、開発者等が不正を働くことは先ず出来ない
- クレジットカードの決済会社、電子小切手の銀行のような第三者機関を通すことが無いので手数料がかからないに等しい
- 取引全てに電子署名がなされるため、クリアでセキュアな取引が可能
- ルーフ・オブ・ワークというシステムのおかげで二重払いなどは起きない
その他に際立った特徴と言えば国有の金融機関によって発行される各国通貨と異なりBitcoinではシステム自体が自動で流通を適切な量にコントロールされる為通貨の供給過多によるインフレなどは起きないようになっている。
開発者:中本哲史 (Satoshi Nakamoto)氏とは。
架空の人物というか、Bitcoinの大本となるシステムの論文を投稿した人物。
言ってみればペンネームのようなものだろうか。
諸説あるものの未だにこの人物が誰かというのは特定されていない。
現在最有力は京都大学数学教授の望月新一氏であるという説である。
アメリカの社会学者でコンピュータの学者、HTMLの生みの親としても知られるテッド・ネルソン氏がそう断言している。
他には1998年からデジタル通貨の研究をした後に「ビットゴールド」と呼ばれるシステムを構築した米ジョージワシントン大学のニック・サボ教授だという説、ニューズウィーク傘下のオンラインメディアIBタイムズが報じた複数人説等が有力視されている。
単独であれば言語学者が本気出せば特定は可能な気がするが今のところそういった取り組みは無いらしい。
というかそこらへんも既に手を打ってゴーストライターを使った可能性も高い。
その他諸説を含め詳しくは昨年12/27付のJcastニュースに掲載されている。
個人的には日本人として望月教授説を推したい。
Bitcoin: A Peer-to-Peer Electronic Cash System【英語】
日本語版
どこでゲットできるの?
Bitcoinはマイニングとよばれるプログラムを走らせることによって採掘が可能で、現在はBitMinterやBitcoin PlusでブラウザからJavaを使ってプログラムを走らせるのが一番簡単な方法である。
PCのスペックが高ければ高いほど効率的に採掘できたのでスペックを測るベンチマークのように利用されていた。
元々はコンピューターオタクの間で流行っていた小さな小遣い稼ぎのようなものであったが、現在ではBitcoinブームが過熱しすぎてデータセンターのサーバーやスパコン並みのスペックでしかまともに採掘できない。
CPUだけで処理していたものを今ではガッツリGPUまで使って処理しているので、日本でまともにやろうと思えば電気代の方が高くつく。
実際、手持ちのノートで半日走らせたところ1円も稼げなかった。
これならA8.Netのクリック広告でも地道にクリックしてたほうがマシ。
それでもやってみたいという物好きな方はやってみるといい。
メールアドレスとパスワードを登録、Javaがインストールされていればすぐにでも採掘開始可能。
出来ない人はセキュリティ設定を弄ってみてください。
1.すべてのプログラムからJavaのConfigureを開く
3.当該サイト(BitMinter, Bitcoin Plus等)を追加
採掘ページを再読み込みすれば出来るはず。
もし本気でやるならASICという採掘に最適化された専用のPCカードを購入すると捗るらしい。
それでは素敵なマイニングライフをお楽しみください。
出来ない場合は分かりません、PCを再起動したりJavaをアップデートとかしてみてください。
裏技
実は他人のPCを使って採掘させるという裏技もある。
アクセスが沢山あるウェブサイト管理人は自分で1日中採掘してるより稼げるかもしれない。
一応このウェブサイトにも実験的に埋め込んでみたが、アクセス数が大したこと無いので全く検証にならない。(削除済み)
やり方は以下のとおり。
1.AndroidのPlay Store等でBitcoin Walletを入手、記載されているBitcoin Adressを使用
2.http://tidbit.co.in/へアクセス
3.E-mail、パスワード、Bitcoin Adressをを入力してサインアップ
4.Homeに記載されているYour embed codeを自分のウェブサイトに埋め込む
けれど訪問者の滞在時間が長く、尚且つ相当なアクセス数が無い限りあまり効果は薄い。
けれども正直これも金稼ぐ目的ならA8.netとかAdSenceの広告貼り付けていたほうがマシ。
どこで買えるの?
採掘が出来ないからといってブームを諦めるのはまだ早い。
世間ではバブル状態と騒がれておりますがまだまだ投機目的で購入する人は後を絶ちません。
先日の人民元取引中止で暴落、再開のニュースで再度上昇しています。
http://satoshinakamoto.jp/では直近3ヶ月のレートの変動が見れます。(5分毎に更新)
日本で最も簡単な購入方法はMt. Goxの日本国内の取引所を利用する方法。
詳しくはこちらに書いてあります。
株や為替取引が得意な方は購入してみるといいかもしれません。
まだまだ発展途上な通貨で、毎日ITニュースを賑わせているBitcoin。
間違いなくハードカーレンシーの取引よりも大きなチャンスがある。(リスクもある。)
※投機は計画的に、自己責任でよろしく。
まとめ
動向はチェックしておいて損はなさそうだけどスーパーウハウハはもう出来ないかなぁという感じ。
数年前にタイムスリップできるとしたらやることが決まった。