
iPod touchの第5世代と第6世代を比べてみた。
Windows & Android派のわたくしですが、iOS端末を持ってると色々捗る事もあるのでiPod touch(第五世代)だけは持ってました。
先月辺りか、Appleの公式サイトのナビゲーションメニューからiPod touchの項目が消えたという事でジョブス亡き今iPodはもう出ないと思っていましたが、先週いきなりAppleから第6世代のiPod touchが発表されてテック業界を賑わせていましたね。
Gizmode Japanがいつもの如くちゃんと調べもしないでなんかテキトーな事を書いてましたが僕は早速、第6世代と第5世代を比較するべくApple storeで購入しました。
外観は公式発表のサイズも全て同じなのでケース等は5世代のものをそのまま利用できます。
違いと言えば背面にあった丸いストラップ付けるところが無くなってました。
(写真後日掲載)
全く普及してなかったしなくても良いけどお気に入りのストラップがあった人などには残念なお知らせかもしれません…。
まずはカタログスペックを比較しましょう。
今回の目玉は何と言ってもCPUとGPU。
最新のiPhone6/6 Plusと同じA8/M8チップ搭載なのでバリバリ3Dのスマホゲーとかもヌルヌル動くはず。
第5世代のiPod touchはA5チップ(iPhone4Sと同じ)ですが、公式曰く6倍速いCPU、10倍速いGPUらしいです。
次に大きく進化したのがカメラ。
30fps/1080pのフルHD録画は以前からできましたが加えて120fpsのスローモーション撮影が可能です。
iPhone6は最大60fps、240fpsのスローモーションなので6には劣りますが5Sと同レベルです。
但しアパチャー(レンズ口径)がf/2.4なので写真撮影においてはf/2.2のiPhone5Sよりは暗所撮影等で若干劣る事があります。
動画撮影に関してはiPhone6から採用されたCinematic Video Stabilization(映画レベルのビデオ手ぶれ補正)が搭載されているのでカメラ性能に限れば5Sとの比較は甲乙つけがたいです。
iPod touchの第6世代はスペック的に見るとiPhone6には及ばないにしても、端末としてはほぼ5S以上、写真カメラとしては5c並、ビデオカメラとしては5S以上かなぁと思います。
兎に角iPhone4Sとほぼ同スペックだった第5世代のtouchとは見かけとは裏腹に比較にならないほど高性能です。
端末/性能 | touch 6th | touch 5th | iPhone6 | iPhone5S | iPhone5C |
価格(税別) | (16GB)24,800円 | 公式販売終了 | (16GB)86,800円 | (16GB)78,800円 | 公式販売終了 |
CPU | A8 | A5 | A8 | A7 | A6 |
ディスプレイ | Retina 4″/326ppi | Retina 4″/326ppi | Retina 4.7″/326ppi | Retina 4″/326ppi | Retina 4″/326ppi |
有効画素数 | 8MP | 5MP | 8MP | 8MP | 8MP |
レンズ口径 | f/2.4 | f/2.4 | f/2.2 | f/2.2 | f/2.4 |
フレームレート(Slo-mo) | 30fps(120fps) | 30fps(—) | 60fps(240fps) | 30fps(120fps) | 30fps(—) |
映像撮影サイズ | フルHD(1920×1080) | フルHD(1920×1080) | フルHD(1920×1080) | フルHD(1920×1080) | フルHD(1920×1080) |
光学手ぶれ補正 | × | × | ○ | × | × |
ビデオ手ぶれ補正 | 映画レベル | ビデオ手ぶれ補正 | 映画レベル | 映画レベル | ビデオ手ぶれ補正 |
最大容量 | 128GB | 64GB | 128GB | 128GB | 64GB |
映像を撮影して比較したのがこちら。
iPod touch Camera spec Comparison 5th and 6th generation
動画撮影に関しては手ぶれ補正が凄いけど有効画素数まで使い切らないので画自体にそこまでの変化はないかな。
但しチップが優秀なのでカメラ起動から自動露光調整やオートフォーカスなんかのレスポンスは断然早いです。
結論
コスパは最高。
動画撮影で手がブルブル震えちゃう人にはとっても良い。
ゲームをガッツリやりたい人にもおすすめ。