話題の映像制作専門クラウドソーシングViibarでクリエイター登録してみた。
ITニュース等、色々なところで話題の映像専門クラウドソーシングViibar。
以前某大手クラウドソーシングはWEB制作の受注に利用させてもらっていましたが海外在住やマルチリンガルでの制作を生かせる機会があまりありません。
一方、映像なら海外で撮影したフッテージを使用したい、多言語で制作したい等、海外在住のメリットがより生かせるのではと思い登録してみました。
と言うよりは本音を言えば話題性があるものに飛びついてみたかった。
映像専門クラウドソーシングViibarとは。
海外の映像制作業界に比べると日本は色々敷居が高く広告業界というと誰もが羨む大企業のイメージがある。
一方で海外では大企業や公共事業のCMですら予算数千ドル程度、DSLR数台に大きめの機材、数人の撮影クルーでTVCMを作っていることも少なく無い。
実際特殊なショットが無い限りTV放映、WEB掲載くらいならばそれで必要十分なクオリティのCMが出来る。
クライアントは普通そんな事知らないし、フリーランスの社会的地位がフリーターに毛が生えた程度の日本では余程の事情が無い限り仕事を頼みたい人なんていない。
そういったジレンマに数穴を開けてくれるのがクラウドソーシングだと思っている。
個人間のやり取りのハードルが下がるのが嬉しい&素晴らしい。
特に取引の仲介に信用のある企業が入ってくれるのは受注・発注双方にとって大きなメリットになる。
そんなわけでこれからが注目のクラウドソーシングですが、日本で初めて映像制作に特化したのサービスがViibar。
先日掲載されたTech Church Japanの記事によるとこうだ。
掲載元:
動画制作に特化したクラウドソーシング「Viibar」、グロービスなどから3億円調達
つい先日、3億円の資金調達をしたばかりで設立から1年経っていない。
某クラウドソーシングではプロフィールに過去の仕事や実績、クライアントからのコメントなども掲載されるので専門スキルを要する仕事の場合新参者は仕事を受注するのが難しい。
Viibarでも登録するなら早いに越したことは無い。
登録について
今回応募の前に問い合わせフォームから海外在住でも登録可能かどうかという問い合わせをしたのだが迅速な対応でした。
誰でも簡単に登録できる従来のクラウドソーシングとは違いViibar最大の特徴はクリエイターの登録時に審査があること。
実際どの程度のレベルがあれば審査を通過できるのかは分からないが今回は制作チームとして登録したので、ショートフィルムやCM映像、ミュージックビデオ等5分前後の映像を数本にメンバーの過去の映画祭等への出展&受賞歴などをそれぞれ500文字程度にまとめて提出したらパスできたのでそんなに敷居は高くなさそう。
(参考)提出した制作物の一部:International Insights | Our Works
Tech Church Japanの記事の中で「創業当初はイケてるクリエイターに個別にアプローチしていた」との事なのでこれでイケてるクリエイターの仲間入りかな。
登録方法
-登録申請-
- https://viibar.com/へ飛んで、上部ナビゲーションの「クリエイターの方へ」をクリック。
- クリエイター登録申請をクリック。
- 名前や電話番号等の必須項目を入力、制作チームや会社として登録したい場合には「登録希望区分」の「制作会社」にチェックを入れる。
- 過去作品のURL等を入力、参加したが非公開のプロジェクトなどがある場合にはトレーラーやレビューサイト等のURLと非公開の旨を記述。
- 送信したら1,2日で審査結果が届くので待つ。
- 添付されているURLをクリック
- クリエイター登録&プロフィール基本情報登録
- プロフィールの詳細入力
- ポートフォリオのアップロード
- 登録完了、仕事を探す。
-審査通過後の本登録-
登録が完了したらプロフィール情報の入力をします。
必須項目は「登録区分」「名前」「フリガナ」「電話番号」
※登録区分とは個人or制作チーム、チームの人数をプルダウンメニューから選択します。
-プロフィールの詳細入力&ポートフォリオのアップロード-
クリエイター名とスキルが必須項目、その他所有機材や報酬水準(日当たり)、プロフィールや受賞歴等の入力項目があります。
映像に特化とあるがWEB関連のチェック項目があったのはラッキー。
動画フォーマットは3GP/ AVI/ DivX/ FLV/ MPEG-2/ MP4/ MXF/ OGG/ VOB/ WebM、最大容量500MBと結構厳しい。
普段はMOVで保存しているので全てコンバートした。
※2014年2月21日現在MOVもリストへ追加されたようです。
あとはサムネイルと動画の説明を加えたら保存。
プロフィールとポートフォリオが自身のプロフィールに掲載されているかどうかを確認。
詳しい説明は登録時のメールに記載されていますが現在ポートフォリオは一般公開されません。
上部ナビゲーションの「プロジェクト」をクリックしてコンペ開催中の仕事の中から出来るものを選んで参加してみましょう。
クライアント情報なども掲載されているので画像は掲載できませんが見やすくまとまっている印象。
まとめ
まだまだサービス自体始まったばかりで手の行き届いてない部分があるなという印象ですが、追加増資も受けたりしているのでそこらへんはこれから拡充していくと思います。
ネットが発達して人同士のつながりが希薄になったと言う人もいますが、事ビジネスに関しては大企業を通さなくてもインターネットが人を繋ぐ時代になってきています。
クラウドソーシング、クラウドファウンディング、クラウドストレージ等のサービスを使いこなすのがこれからのビジネスですね。
とはいってもまだまだ大企業の巨額投資なんかに比べたら微々たるものですがスタートアップや個人事業の敷居はどんどん下がっているのかなという印象。
今までは埋もれていたクリエイティブなアイデアがどんどん世の中に出てくるのは素晴らしい事ですね。
ひとこと
葛西選手おめでとう!
「話題の映像制作専門クラウドソーシングViibarでクリエイター登録してみた。」への2件のフィードバック