タダで企画書を書いてはいけない4つの理由

タダで企画書を書いてはいけない4つの理由

またまたTNWの記事で個人的に興味がったものがったのであれこれ書いてみる。

記事名は:Why designers should get paid for proposals

直訳すれば『なぜデザイナーは企画書で対価を得るべきか』ですが、よくある日本語のブログタイトル風にすれば『タダで企画書を書いてはいけない4つの理由』みたいな感じでしょうか。

色々書いてありますが太字のところをまとめると以下の通り

4つの理由

  1. 無料の企画書はデパチカの安売りのようなもの。
  2. 企画案はサービスを提供する側のコストで成り立っているから。
  3. 正確な情報が無い中で企画案を練り上げても正確なものは出来ないから。
  4. 最も重要な”アイデア”をタダでくれてやっていいのか。

代わりにすべきこと

まずはクライアントと何度も話し合う

そしてしっかりとクライアントのビジネスやビジネスモデルに何が必要なのかを引き出す

その過程を経て初めて企画を練る段階になったら企画書を書く事に対してお金を請求する。

企画書に対してお金を請求したという既成事実を作ることで他より一歩リード。

ブランディング面で差別化にもなるし、払ってもらえれば無給の労働はしなくて済む。

もしクライアントが払いたくなければ従来どおり無料の企画案を出してきた競争相手の中から自分を選んでくれる事を願うorアンチ企画書文化の一端を担ったと割り切ってそのままご縁がなかったとするのも良し。

ひとこと

実は元記事内では題名に『デザイナー』とある。

自分もウェブデザイナーと呼ばれることがあっても正確には『デザイナー』は本業ではない。

けれどこの記事に書いてあることは為になるし、これはディベロッパーでもイベント企画でも何でもクリエイティブで企画書の類が必要になるであろう仕事全てに当てはまることだと思う。

元記事にあった『デザイナー』の部分を抜いてみたのはそういった意図。

Unpaid Jobについてのアレコレ

話は変わるが、先日ツイートしたスポーツ関連の記事の中に『ボランティアでのトレーナー活動は辞めた方がいい。その理由とは?』というものがあったのを思い出した。

大まかに言えば言ってることは同じ。

いくら自分の仕事、将来の為でも労働力を無償で提供しすぎるのはよろしくない、なぜなら業界そのものの地位低下にも繋がるという事。

ちなみに現在Unpaid Internshipを題材としたプロジェクトを進めている。

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実はunpaidinternship.caというドメインも取得済み。
※レジストラは巷で話題のGoDaddy

まだDNS設定以外何もしていないが近いうちに何かアクションを起こすかもしれない(し、起こさないかもしれない。)。

何はともあれ世界中で無給労働に対する意識が変わりつつあるというのは良いことだと思う。

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