
hit4hit.orgとかいうちょっと胡散臭いけど結構使えるサイト。
昨今はSEO対策という言葉だけが独り歩きしてその本質を見失っているケースが少なくありません。
先日紹介したLancersなんかでも1検索に5円の報酬を付けてパワープレーで質の低いウェブサイトを検索上位に無理矢理持ってくる手法が未だに通用するところを見ると正攻法だけで地道に検索順位を上げるというのはかなり難しくなってきています。
正攻法というのは適切なキーワードを設定したりAnalyticsやWebマスターツールなど基本的な部分を押さえつつ良質な記事を書いてオーガニックリーチを稼いで検索順位を上げる方法です。
Googleの検索アルゴリズムも改良に改良を重ねて粗悪なロングテール運営、大量キーワード、有名サイトのコピペなどが検索順位を上げるのは難しくなってきているけれど、流石にクラウドソーシングを利用して大枚はたいて購入したマンパワーにはまだ対処できていない印象。
最近良く目に付くのが通販サイトで「商品名.com」やら「商品名.jp」などといったURLに粗悪なランディングページを置いて申し込みへ誘導する作戦。
商品名だけならまだしも「比較 サービス名 一番安い」などのようなキーワードをマンパワーで検索させて無理矢理上にもってきているから本当に欲しい情報がある人にとっては物凄い邪魔なウェブサイトが上位にくる始末。
今までのアルゴリズムの改良から見るに検索順位の公正さというのはGoogleにとってのいわば聖域なので自社サービスのAdWordsでさえ、大金を出したからといって検索順位に直接反映されるようなことはありません。
質の良いサーチエンジンを提供したいGoogleにとっては目の上のたん瘤状態なはずですが現状では一定の効果があるからこそビジネスとして成り立っているのも間違いありません。
じゃあどうすればいいの?
方法は大きく分けて2つ。
・1つは正攻法を極める。
SEO業者などに頼らずとも自ら常にGoogle公式の発信する情報やGoogleトレンド等を利用してアンテナを立て、SNSやデータ解析なども駆使しながら研究に研究を重ねて投稿時間なども完全に管理しながら常にバズを狙い良質なコンテンツやらサービスを提供し続ける。
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SNSではシェアされて別の関連ブログやレビューサイトからも自然と被リンクを稼ぐことができる。
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至上かつ理想的な方法であり今後どんなアルゴリズムのアップデートにも対応できるはず。
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一度ある程度PVが軌道に乗ればそこからは大した更新をしなくても一定のアクセスは見込める。
Analyticsのデータで言えばコンテンツを更新し続ける限り右肩上がりで増えていきペナルティでも受けない限り急降下するようなことはあまりない。
地道な努力が実を結ぶタイプ。
このブログに関していえばPVは1日数百~多い日は数千程度、別に運営していたブログ形式のウェブサイトの中には現在は放置しているだけなのに月間10万PV単位のサイトも少なくありません。
自身のブログのPVを稼ぐためのリサーチや努力は特段行っていません。(やっていた時期もありましたが・・・。)
それこう言っちゃアレですがPVを稼ぐための努力って物凄くめんどくさい。
コンバージョンというかアフィブログみたいに何かを買ってもらうというゴールがあれば目標設定もしやすいけど、PVを稼ぐのにそこまでするのはブロガーとして食っていく覚悟が無いとなかなかね・・・。
そもそも文章を書くのが苦手だという人もいるし、Eコマースやコーポレートページなどは不用意にそういったコンテンツを発信できない場合も少なくない。
・そこで方法その2。
上記の通り現状Googleのアルゴリズムはマンパワーには対応できていません。
だからこそチートっぽいとは言えクラウドソーシングで検索やらビューを購入するようなビジネスが成り立つ。
金にモノを言わせて物凄い不公平な感じがするが、そこには同時に世界中で悶々としている人たちがいる。
じゃあそういう人たちを集めて「無料でアクセスを交換しちゃおうぜ★」っていうコンセプトのサービス。
紹介しておいて言うのも難ですが正直すごく胡散臭いです。
海外向けのウェブサイトなので当然英語ですのでサラっと利用方法をご説明します。
登録方法
まずは左上のRegistarから登録します。
一通り入力して完了すると確認メールと確認用URLが届くのでアクセスして本登録。
完了したらログインします。
初期設定
まずはアクセスを稼ぎたいページを登録しましょう。
Traffic Exchange → My website page
そしてWebページを入力してAuto SurfかManualかを選択してアクセスを許可する間隔を設定します。
最短6時間~24時間単位なのでまずは1日(24時間)で選択して、自分の所持クレジットと相談して調整します。
ちなみに理由は色々ありますがAutoはお勧めしません。
登録が終わるとページの認証に数時間かかりますが、おそらくこれはマルウェアやシステムを逆手に取ったバグなどが無いかを運営が確認しているのだと思います。
所持クレジットは自分のウェブサイトへとアクセスが発生するたびに減っていくので10数ページ程登録して6時間で設定だとあっという間に数千クレジット消費されます。
ウェブサイトの規模によりますが、お勧め設定はManualの12時間程度でしょうか。
1日で200~300セッション(1000PV)前後稼げます。
クレジットを稼ごう。
もちろんサイトを見てもらうだけではなくてこちらも訪問する必要があります。
View Exchangeから別のサイトに訪問することでクレジットが発生します。
こちらにもAutoとManualがありAutoは4クレジット/クリックでManualは18クレジット/クリックです。
Auto Surfの場合はブラウザを開いてウィンドウをトップにおいておくだけで自動で登録サイトに訪問してくれます。
画像のゲージが100%貯まる自動で次のサイトへ遷移します。
同ブラウザの別のウィンドウをクリックするとゲージが停止するので作業しながら巡回したい場合は工夫が必要です。
Manual Surfはクリックすると4,5つ程ウェブサイトが表示されるので表示された正方形をクリックすると赤い×印複数個とグラフのようなアイコンが一つ表示されるのでグラフアイコンをクリックすると当該ページが新しいタブで開きます。
※ちなみに×をクリックすると再度画像認証に飛ばされて入力を複数回失敗すると24時間アクセス制限されます。
ここでもヘッダー部分のゲージが貯まるとクレジットが追加されるので確認後ウィンドウを閉じます。
他にも広告枠のようなバナーを設置するとインプレッションの度にクレジットが追加されるような機能もあるようですがこちらはまだあまり利用していないので興味のある方はBanners Exchangeの方を見てください。
パッと見たところごく一般的な広告のようにスクリプトタグをコピペするだけのようです。
※こんな感じ。
留意点
私はメインブラウザがChromeなのでこのサービスを利用する際はFirefoxを利用していますが、クレジットを稼ぐ前にセキュリティ上やっておきたい設定があります。
一応運営が目視やセキュリティチェックはしているので大丈夫だとは思いますが、念のため信用できないJava(JavaScriptではありません。)は許可しないでください。
(最近のブラウザならばデフォルトで未許可になっているはずですが。)
次に速度を快適に保つためAdblock PlusとQuickJavaなどのプラグインをいれて読み込まなくていいものは一切読み込まないようにします。
Adblock Plus(Chrome)
Adblock Plus(FireFox)
QuickJava(FireFox)
試してみたところAuto時はJavaScript以外は全て切っても正常に動作します。
ウェブサイトによっては画像を読み込まないとJavascriptでalertを設定しているサイトもあるのでそういう時は適宜対処します。
まとめ
ここまで紹介しておいて言うのも難ですがやっぱりあまりお勧めしません。
現在はトラフィックも増えてSEOへ一定の効果もあるようですがアルゴリズムの変更や警告対象になりうるかはわかりません。
(今のところ訪問元ページが問題になる事はないとは思いますが・・・。)
海外のSEO業者などは利用しているみたいですが、ここでは実験的に自分のウェブサイトで利用しているだけなのでクライアントのウェブサイトに利用するようなことはありませんし、頼まれてもおそらくお断りします。
違法性はありませんが、セキュリティ上も100%安全とは言い難いのでご利用は計画的に、自己責任でお願いします。